ステーションソング(Station Song)とは、放送局のイメージソングのこと。本項では、特記しない限り、日本の民間放送について記す。
概要
日本で民間ラジオ放送が開始した当時から、放送開始・終了時などにインターバル・シグナルとしてオリジナルの楽曲を流すところはあったが、歌詞付きのイメージソングとしては、1961年に野坂昭如・いずみたくのコンビで作られたOBCラジオ大阪の『ラジオ大阪の歌(通称:OBCソング)』が最初とされる。程無く、同じコンビで文化放送の『QRソング』も世に出た。その後、節目において記念で作られたイメージソングが、そのままステーションソングとして定着するものも現れた。
現在、放送の24時間化もあって、これらのステーションソングを聴く機会は少なくなっている。
一覧
- ※は、現在放送開始・終了時に流されているもの。
ラ・テ兼営局
- 青森放送の歌(青森放送、テレビのみで、日本テレビの歌のアレンジ版)
- TBCの歌(東北放送)
- 新潟放送の歌(新潟放送)
- いつもあなたと(新潟放送、ラジオのみ)
- ※MROの歌(北陸放送、ラジオのみ)
- 箱根越えたら(静岡放送、ラジオのみ。出演者にも随時歌わせる)
- ※きこうABC(朝日放送、朝日放送ラジオの日曜深夜の放送終了時にメロディーのオルゴールが流れる)
- 朝日放送の歌 (朝日放送)
- ラジオの気持ち(RSK山陽放送、森山良子が歌っている。テレビで朝の放送開始直後の番組の題名でもあり、テレビ放送の天気予報の番組でBGMとしても使用しており、ラジオで平日の17時56分~18時0分の時報ギリギリまでの時間に放送されている)
- 山口放送愛唱歌(山口放送、以前はテレビ・ラジオの放送開始時に流されていた)
- 山口放送イメージソング(山口放送 創業30周年記念で社歌·愛唱歌と共に製作。歌詞は4番まであり。1番「KRYおはよう」 2番「KRYさわやか」 3番「KRYカンパーイ」は一時期テレビ·ラジオの時報前などで短縮バージョンが流れていた…テレビ15秒·ラジオ20秒。4番「KRYおやすみ」は一時期テレビ·ラジオの放送終了時にフルで流されていた。)
- 四国放送の歌(四国放送)
- ※南海放送の歌(南海放送)
- ※みんなの南海放送(南海放送)
- みどりの周波数(熊本放送)
- ※RBCソング(琉球放送)
中波ラジオ局
- YOU ARE NOT ALONE→きいたら、ききたい→聞けば見えてくる(TBSラジオ)
- QRソング(文化放送):2015年12月6日の放送終了を持って使用を停止、翌7日の放送開始より浅川真洋作曲の新ステーションサウンドを使用。2021年3月29日からは翌2022年の開局70周年に合わせた浅川編曲版を新ステーションサウンドと併用している(放送開始・終了時は新ステーションサウンドを使用)。
- 東海ラジオの歌(長年に渡り日曜深夜の放送終了時にメロディーのみが流れていたが、2022年10月からは別の曲が使用されている。)
- ※ラジオ大阪の歌(ラジオ大阪)
- ※海の見える放送局(ラジオ関西、愛称を社名に復題後メロディーのインストゥルメンタルが開始・終了時に流れる)
テレビ局
その他
歌詞や題名が無いなどの理由で厳密には分類できないものの、ステーションソングに類似するものとして列挙すべきオリジナル楽曲をここに纏めた。
関連項目