ジュリオ・ミリアッチョ
ジュリオ・ミリアッチョ(Giulio Migliaccio, 1981年6月23日 - )は、イタリア・カンパニア州ナポリ県ムニャーノ・ディ・ナーポリ出身の元サッカー選手。ポジションはMF。 経歴クラブ豊富な運動量を武器とする守備的ミッドフィールダー。必要に応じてセンターバックとしてもプレーすることができる。地元のクラブ、サヴォイアの下部組織で育ち、1998年デビュー。プロデビュー時はストライカーとしてプレーしていた[1]。サヴォイアは翌年セリエBに昇格したが、ミリアッチョはセミプロのプテオラーナに期限付き移籍した。プテオラーナでは主力としてセリエD優勝に貢献[2]し、イタリアのユース代表にも招集された。充実のシーズンを過ごしたミリアッチョは3部へ降格したクラブに主力として戻ってきたが、開幕戦に出場したのみでセリエAのバーリに移籍、20歳でトップリーグでプレーするチャンスを得た。 しかしバーリでは全く試合に出ることができず、1シーズンで4部のジュリアーノへ放出されてしまった。ジュリアーノではすぐさま主力に定着し、2部テルナーナでのプレーを経て2005年1月にアタランタに移籍。5年越しのセリエAデビューを果たし、主力に定着した。しかしクラブは降格。セリエBでの新シーズン、ミリアッチョは新任のステファノ・コラントゥオーノ監督のもとで成長し、セリエB優勝の原動力となった。再びセリエAに挑んだ2006-07シーズンも主軸としてアタランタの8位に貢献、シーズン後にコラントゥオーノと共にパレルモに移籍。移籍金500万ユーロ[2]。 パレルモのレジェンド、エウジェニオ・コリーニの代役として期待されたミリアッチョだったが、ミリアッチョとコリーニはタイプの違う選手であり、パレルモはコリーニ不在が響いて低迷。コラントゥオーノは11月に解任された。しかしミリアッチョ自身はそのプレーやキャプテンシーを評価され、その後も主力としてチームを牽引した。2012年夏に5年過ごしたパレルモを去り、買取オプション付きの期限付き移籍でフィオレンティーナに加入。2013年夏、古巣アタランタへ7シーズンぶりに復帰した。2017年5月29日、シーズン終了後に引退することを表明した。 人物
個人成績
脚注
外部リンク
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