ジャズワールド
ジャズワールド (Jazz World) は、株式会社ジャズワールドが発刊していた、月刊の日本ジャズ専門新聞である。日本ジャズ界で活動している歌手やバンドマンたちを紹介、ステージ情報などを提供していた。毎月1日発行。 解説編集長であるヴィブラフォン奏者・内田晃一が1979年(昭和54年)に第1号を発刊し、通巻300号を超える日本ジャズ界唯一[要出典]の専門新聞である。第1号を発刊した同年7月3日に第三種郵便物認可も受けている。ページは各号平均して12ページほどであり、記事もさることながら日本ジャズに関する広告も多く掲載される傾向にある。 主な記事は以下の通り。
この他にも日本ジャズ界のお悔やみ記事や日本ジャズヴォーカル賞関連記事などが掲載されている。 記事の傾向同紙の傾向として大きく特徴付けられているのが、歌手やバンドマンたち、ひいては日本ジャズ界全体を独自の視点から批評していることである。これは発刊当時から一貫しているが、それらタブロイド的な記事は減少傾向にあり、その一方で国内ジャズのステージ紹介や広告が増加する傾向にある。 日本ジャズヴォーカル賞株式会社ジャズワールドが主催しており、「大賞」「新人賞」「奨励賞」などの賞がある[2]。毎年受賞者が選ばれているが、部門が毎回固定的していてその賞を何名に授与するといったことはなく、年によって「優秀歌唱賞」なども存在する。また、「大賞」などの特定の賞の受賞者がいないこともある。 日本ジャズヴォーカル賞は1985年(昭和60年)から「水島早苗ジャズヴォーカル賞」として始まり、第3回~5回「日本ジャズボーカル賞」、第6回~13回「ツムラジャズボーカル」賞と2度の名称変更を経て現賞に至っている[2]。受賞者はいずれも日本ジャズ界で活躍するヴォーカルばかりであり、日本ジャズ界の権威ある賞としても存在している。 以下に歴代の受賞者名を掲載する[2]。
脚注
外部リンク
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