ジェリー・ペイトン
ジェリー・ペイトン(Gerald Joseph "Gerry" Peyton, 1956年5月20日 - )は、アイルランドの元同国代表サッカー選手。ポジションはGK。 経歴選手歴イングランド・バーミンガムにて生まれる。1976年7月にバーンリーFCでプロデビューを果たし、翌年10月にフラムFCに移籍。1981-82シーズンにフットボールリーグ・サードディビジョン(現在のEFLリーグ2)のPFA年間ベストイレブンを受賞する[1]。1984年にはサウスエンド・ユナイテッドFCに短期ローンを経験している。その後フラムに復帰し、1986年まで在籍した。 1986年、AFCボーンマスに移籍。1986-87シーズンにサードディビジョンで優勝を果たし、再びFA年間ベストイレブンを受賞[2]。 1991年、エヴァートンFCに移籍するが、短期ローンでボルトン・ワンダラーズFC、ノリッジ・シティFC、ブレントフォードFC、チェルシーFCを渡り歩くこととなった。1993年夏にウェストハム・ユナイテッドFCに移籍して1シーズン過ごした後に引退。プロ選手としてイングランドのリーグで通算600試合以上に出場した。 代表歴アイルランド代表で公式戦33試合に出場した。出場機会はなかったもののUEFA欧州選手権1988および1990 FIFAワールドカップに代表の一員としてベンチ入りしている[3][4]。 指導者歴選手引退後は指導者に転身し、主にゴールキーパーコーチを務めてきた。日本のジュビロ磐田とヴィッセル神戸でそれぞれ1995年から1997年、1997年から1998年にかけてゴールキーパーコーチを務め、1998年から2シーズンスウェーデンのAIKソルナでゴールキーパーコーチを務めた。2001年から2シーズン古巣のフラムFCでジャン・ティガナ監督の下でゴールキーパーコーチを務め、エトヴィン・ファン・デル・サールらを指導した。 2003年からはアーセナルFCのゴールキーパーコーチとしてアーセン・ベンゲル監督の下でイェンス・レーマン、ウカシュ・ファビアンスキ、ヴォイチェフ・シュチェスニー、エミリアーノ・マルティネスらを指導してきた[5]。 2018年7月14日、清水エスパルスのコーチに就任[6]。2019年5月15日にゴールキーパーコーチに配置転換され[7]、同年6月23日に双方合意の上で契約解除となった[8]。 2020年6月、インディアン・スーパーリーグのオディシャFCのアシスタントコーチに就任し、スチュアート・バクスター監督を補佐することとなった[9]。2021年2月にバクスターが解任されてペイトンが暫定監督を務めた[10]。 2021年6月1日、カマタマーレ讃岐監督に就任したゼムノビッチ・ズドラブコの後任として相生学院高等学校サッカー部監督に就任[11][5]。 2023シーズンより横浜FCのセットプレーコーチ兼アナリストに就任。[12] 脚注
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