ジェフリー・クリストファー・ホーン・ジュニア(Jeffrey Christopher Horn Jr.、1988年2月4日 - )はオーストラリアのプロボクサー。クイーンズランド州ブリスベン出身。元WBO世界ウェルター級王者。
来歴
アマチュア時代
2009年に最初のオーストラリアのタイトルを獲得し、2011年に再び獲得。ヘルシンキのジービートーナメントで銀メダルを獲得。
2011年にバクーで開催されたAIBA世界選手権に出場し、最終的にチャンピオンのエヴェルトン・ロペスに敗れた。
2012年に3回目のオーストラリアのタイトルと初のオセアニアのタイトルを獲得。同年、ロンドンオリンピックのライトウェルター級に出場し、準々決勝で敗退した[2]。
プロ時代
2016年4月27日、ブリスベンのブリスベン・コンベンション・アンド・エキシビジョンセンター(英語版)で元世界2階級制覇王者のランドール・ベイリーと対戦し、ホーンが保持する王座とWBOインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦を行い、ベイリーが7回終了時に棄権した為TKO勝ちを収め、WBOオリエンタル王座は7度目、IBFインターコンチネンタル王座は3度目の防衛、WBOインターコンチネンタル王座を獲得した[3]。
2017年7月2日、ブリスベンのサンコープ・スタジアムに観客51,052人を動員して、WBO世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオと対戦し、12回3-0(117-111、115-113×2)の判定勝ちを収め王座を獲得した[4]。
2018年6月9日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで元スーパーライト級4団体統一王者でWBO世界ウェルター級1位のテレンス・クロフォードと対戦し、9回2分33秒TKO負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[5][6]。
2020年8月26日、タウンズビルでティム・チューと対戦し、8回TKO負け。これが現役最後の試合になった。
2023年7月3日、「記憶に問題を抱えているんだ。脳の検査を受けたが、このまま続けたらさらに悪化し、脳がもっとダメージを受けるリスクが非常に高いと言われた」として、記憶障害を理由に現役引退を発表した[7]。
獲得タイトル
- オーストラリアウェルター級王座
- WBOオリエンタルウェルター級王座
- PABAウェルター級王座(防衛6=返上)
- WBAパンアフリカンウェルター級王座
- IBFインターコンチネンタルウェルター級王座
- WBAオセアニアウェルター級暫定王座
- WBOインターコンチネンタルウェルター級王座
- WBO世界ウェルター級王座(防衛1)
- WBOオリエンタルミドル級王座
- WBAオセアニアミドル級王座
ペイ・パー・ビュー売上げ
日付 |
イベント |
売上げ |
テレビ局
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2017年7月2日
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マニー・パッキャオ vs. ジェフ・ホーン
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6万件[8]
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Main Event
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脚注
関連項目
外部リンク