『シング・ストリート 未来へのうた 』(シング・ストリート みらいへのうた、英 : Sing Street )は、2016年 に公開されたアイルランド の音楽映画・コメディ ドラマ 。脚本・制作・監督はジョン・カーニー が務めた。出演は、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ 、ルーシー・ボイントン 、ジャック・レイナー ほか。1985年 のダブリン を舞台に、不景気や転校でどん底にいた男子高校生の人生が、一目惚れした女の子の気を引くためバンドを結成することで変化していく様子を描く。
映画は、2016年 1月24日 に、サンダンス映画祭 (2016 Sundance Film Festival ) でワールド・プレミアを迎えた[ 6] 。その後アイルランド で3月17日 、アメリカ合衆国 で4月15日 、イギリス で5月20日 に封切られた[ 7] [ 8] [ 9] 。日本では同年7月9日 にヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントなどで公開され、その後全国展開された[ 10] [ 11] 。
あらすじ
舞台は1985年 の、ダブリン 南部にあるインナーシティ 地区。この場所に住むロウラー家は、不況から建築家の父ロバート(演:エイダン・ギレン )が失業し、苦境に立たされていた。喧嘩が絶えないロバートと妻ペニー(演:マリア・ドイル・ケネディ (英語版 ) )は別居も考えており[ 注 5] 、ロバートは酒浸りで喫煙量も増えている。ある日の家族会議で、ロバートは末の息子コナー(主人公、演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ )へ、学費を節約するため、私立学校から無料の公立高校へ転校するよう話す。ロバートは転校先のシング・ストリート高校 (英語版 ) について、評判は良い学校だと話すが、コナーの兄・ブレンダン(演:ジャック・レイナー )は、ばらばらになった家族の現状とコナーの転校を思い切りからかう。そんな現状から逃れるように、ブレンダンとコナーはロンドン のポップ音楽へのめり込む。
シング・ストリート高校は「クリスチャン・ブラザーズ (英語版 ) 」というカトリックの修道会が運営する学校で、コナーが元いたイエズス会 運営の学校とは校風が違っていた。登校初日、校則違反の茶色い靴を校長のバクスター修道士(演:ドン・ウィチャリー (英語版 ) )に見咎められ[ 注 6] 、いじめっ子のバリー(演:イアン・ケニー)に目を付けられてしまう。散々なスタートを切ったコナーに、ただひとり自称「校内コンサルタント」のダーレン(演:ベン・キャロラン)が声を掛け、2人は友人になる。2人が下校しようとした時、コナーは、高校の真向かいにあるフラットの入り口に立つ若い女性モデル・ラフィーナ(演:ルーシー・ボイントン )に気付き、その姿に一目惚れする。彼女の気を引くため、コナーは組んでもいないバンドのミュージック・ビデオ (MV) へ出演しないかと持ちかけ、ラフィーナの電話番号を手に入れる。成り行きでダーレンはマネジメント担当を引き受け、楽器に万能な友人・エイモン(演:マーク・マッケンナ)をコナーに引き合わせる。
その後「街で唯一の黒人」として誘われたンギグ(演:パーシー・チャンブルカ)、メンバー募集の張り紙を見てやってきたギャリー(演:カール・ライス)とラリー(演:コナー・ハミルトン)を加え、バンドは5人体制になる。またバンド名は、高校名とかけて「シング・ストリート」(英 : Sing Street )に決まる[ 注 7] 。彼らはエイモンの家で1980年代のバンドをコピーし始めるが[ 注 8] 、デュラン・デュラン のヒット曲をコピーしたテープを聴いたブレンダンは、ロックの師匠として「他人の曲で女の子を口説くな、自分の曲を作れ」と弟を叱咤する。コナーはエイモンと作曲を始め、自作曲『モデルの謎』(英 : "The Riddle of the Model" )を完成させる。メンバーはてんでんばらばらの衣装を着てミュージック・ビデオ撮影に臨み、ラフィーナは謎のあるモデル役とメイクアップを担当する。撮影後、コナーはラフィーナを家まで送り届け、キスをしようとする。ところがそこにラフィーナの年上の彼氏・エヴァン(演:ピーター・カンピオン)がオープンカー を乗り付け、彼女を連れて走り去ってしまう。別れ際にラフィーナは、エヴァンとロンドン に出て、モデルとして成功すると夢を語る。2人が立ち去った後、コナーはラフィーナの住むフラットが、実は身よりの無い子供たちのために作られた施設だと気付く。帰宅して落ち込むコナーを、ブレンダンは彼なりに勇気づけて弟の恋を応援する。
数日後、コナーと再び会ったラフィーナは、自分の生い立ち[ 注 9] をコナーに話し、新曲を書いて、自分がロンドンに発つ前にMVを撮影してほしいと頼む。海辺のダン・レアリー [ 注 10] で2本目のMVを撮影している最中、ラフィーナは「何事も半端はだめ」と、泳げないにもかかわらず作品のため海へ飛び込む。コナーは海へ飛び込みラフィーナを助けてキスを交わし、2人の間に信頼感が生まれる。
ダルキー島を写した写真
ロバートとペニーの婚姻はいよいよ破綻を来すが[ 注 11] 、一方でコナーとラフィーナは交際を進展させ、2人はコナーの祖父が所有していたモーターボートでダン・レアリーから程近いダルキー島 (英語版 ) へ向かう。島から、アイルランドを離れブリテン島 へ向かうフェリー を見た2人は[ 注 12] 、ラフィーナの「アイルランドを離れロンドンに行く」夢について語り合う。
学校主催のプロム を初ライブに決めたメンバーは、新曲・MV作りに没頭する。コナーは『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』ばりのMVを撮ろうと妄想するが[ 注 13] 、ラフィーナは撮影現場に現れない。彼女のフラットに向かったコナーは、住人からラフィーナがエヴァンと共にロンドンへ旅立ったことを伝えられる。ところが、エヴァンにはつてなど無くロンドンで雲隠れし、彼に騙されたラフィーナは程なくしてダブリンに戻ってくる。バンドはプロムに向けて準備を進め、家庭環境からぐれていたいじめっ子のバリーをローディー として引き込む。プロムでのライブでは、バクスターを揶揄する歌まで歌って大成功する。
プロムの後、コナーとラフィーナは、モーターボートが停泊しているダン・レアリーまで送ってほしいとブレンダンに頼み込む。2人はモーターボートでウェールズ のホリーヘッド [ 12] へ向かう計画を明かす。コナーとラフィーナはブレンダンに見送られ、ロンドンでの新しい生活を求めて、ブリテン島 へ向かうフェリー を追うように、モーターボートでアイリッシュ海 を渡るのだった。
映画の最後には、"For Brothers Everywhere" との献辞が表示される[ 15] 。
キャスト
以下は公式パンフレット、プロダクション・ノートに拠った[ 16] [ 17] 。
役名
キャスト
日本語吹替
備考
コナー・"コズモ"・ロウラー[ 注 14] Conor "Cosmo" Lalor [ 18]
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ Ferdia Walsh-Peelo
小川ゲン
主人公、バンド『シング・ストリート』のボーカル
ラフィーナRaphina
ルーシー・ボイントン Lucy Boynton
近藤唯
ロンドンで大成することを目指すモデル、本作のヒロイン
ブレンダンBrendan
ジャック・レイナー Jack Reynor
金谷ヒデユキ
コナーの兄で「ロックの師匠」
ロバートRobert
エイダン・ギレン Aidan Gillen
宮崎敦吉
ブレンダン、アン、コナーの父で、失業した建築家
ペニーPenny
マリア・ドイル・ケネディ (英語版 ) Maria Doyle Kennedy
仲村かおり
ブレンダン、アン、コナーの母
アンAnn
ケリー・ソーントンKelly Thornton
ブレンダンの妹、コナーの姉。大学で建築を学ぶ
ダーレンDarren
ベン・キャロランBen Carolan
バンド『シング・ストリート』のマネージャー・カメラマン
エイモンEamon
マーク・マッケンナMark McKenna
楽器に万能。バンド『シング・ストリート』のギター
ンギグNgig
パーシー・チャンブルカPercy Chamburuka
黒人という理由で誘われた、バンド『シング・ストリート』のキーボード
ラリーLarry
コナー・ハミルトンConor Hamilton
バンド『シング・ストリート』のドラム
ギャリーGarry
カール・ライスKarl Rice
バンド『シング・ストリート』のベース
バリーBarry
イアン・ケニーIan Kenny
いじめっ子でコナーに目を付けるが、後にバンドのローディー となる
バクスター校長Brother Baxter
ドン・ウィチャリー (英語版 ) Don Wycherley
千葉繁
シング・ストリート高校の校長を務める修道士
ミス・ダンMiss Dunne
リディア・マクギネスLydia McGuinness
シング・ストリート高校の美術教師
制作
上から順に、エイダン・ギレン(ロバート役)、マリア・ドイル・ケネディ(ペニー役)、ジャック・レイナー(ブレンダン役)
計画の始動
2014年 2月、ジョン・カーニー が、「男子学生が女子の気を引くためバンドを始める」という筋のシナリオを元に映画を監督すると発表された[ 19] 。カーニーは自身の率いるディストレスド・フィルムズ(英 : Distressed Films )を通じてこの映画の制作面にも関わったが、制作には、他にもライクリー・ストーリー (英語版 ) のアンソニー・ブレグマン、パルムスター・メディア (英語版 ) のケヴィン・フレイクス、マースド・メディア・パートナーズ(英: Merced Media Partners )のラージ・ブリンダー・シン、フィルムウェーヴ(英: FilmWave )のポール・トライビッツ (英語版 ) 、クリスティアン・グラスが名を連ねている[ 注 2] [ 19] 。作品は、カーニーがダブリン で過ごした子供時代を、半自伝的に描いたものとされている[ 20] 。
配役
2014年7月に行われたインタビューで、カーニーは無名の俳優を映画に使うつもりだと明かした[ 21] [ 22] 。主演のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ も無名俳優だったほか、バンドのメンバーを演じたベン・キャロラン、マーク・マッケンナ、パーシー・チャンブルカ、コナー・ハミルトン、カール・ライス、イアン・ケニーは、いずれも本作が長編映画デビューとなった[ 17] [ 23] 。2014年9月には、エイダン・ギレン 、マリア・ドイル・ケネディ (英語版 ) 、ジャック・レイナー の出演が発表され、それぞれ父、母、息子の役を演じるとされた[ 24] [ 25] 。
撮影
映画の主撮影は2014年9月にアイルランド ・ダブリン で始まり、同年10月25日 にクランクアップした[ 26] 。ロケ地の中には、実際のシング・ストリート・クリスチャン・ブラザーズ・スクール (英語版 ) が含まれていたが[ 27] 、この学校はカーニー監督の母校である[ 28] 。
音楽
劇中でバンド『シング・ストリート』が演奏するオリジナル曲の多くは、80年代に活躍した作曲家のゲイリー・クラーク (英語版 ) が制作したものである[ 29] [ 30] [ 31] 。またカーニー監督自身も、クラークと並んでオリジナル・ソング制作者としてクレジットされている[ 32] 。また、北アイルランド のバンド・レリッシュ (英語版 ) のケン・パペンフュス、カール・パペンフュス兄弟[ 33] 、グレアム・ヘンダーソンやザモ・リフマンも作曲者として名を連ねている[ 注 15] [ 34] 。またマルーン5 のアダム・レヴィーン は、カーニーやグレン・ハンサード (英語版 ) と共作し、映画の主題歌にもなった "Go Now" を書き下ろしている[ 35] 。
また、映画には当時の音楽として、ザ・キュアー 、a-ha 、デュラン・デュラン 、ザ・クラッシュ 、ホール&オーツ 、スパンダー・バレエ 、ザ・ジャム などの曲がふんだんに使用されている[ 36] 。
サウンドトラック
映画のサウンドトラックは、デッカ・レコード から2016年 3月18日 にリリースされた[ 29] 。また日本では、オリジナル・サウンドトラックが2016年7月6日 に発売された[ 11] [ 37] [ 38] 。
以下のトラックリストで、作曲者や演奏者については公式モーション・ピクチャを参照した[ 36] 。
# タイトル 作詞・作曲 アーティスト 時間 1. 「Rock N Roll Is a Risk」(Dialogue) Jack Reynor 0:05.013 2. 「Stay Clean」 Edward Clarke, Ian Kilmister , Philip Taylor Motörhead 2:39.84 3. 「The Riddle of the Model」(邦題:『モデルの謎』[ 39] ) John Carney , Gary Clark (英語版 ) , Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn GriffanSing Street 1:48.546 4. 「Rio (英語版 ) 」 Simo le Bon, Nick Rhodes, Andy Taylor, John Taylor, Roger Taylor Duran Duran 5:29.44 5. 「Up」(邦題:『アップ』[ 39] ) John Carney, Gary Clark, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Sing Street 2:43.453 6. 「To Find You」(邦題:『君をさがして』[ 39] ) Gary Clark Sing Street 3:20.133 7. 「Town Called Malice」(邦題:『悪意という名の街 (英語版 ) 』[ 36] ) Paul Weller The Jam 2:53.266 8. 「In Between Days」(en ) Robert Smith The Cure 2:56.52 9. 「A Beautiful Sea」(邦題:『ア・ビューティフル・シー』[ 39] ) John Carney, Gary Clark, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Sing Street 3:03.573 10. 「Maneater」(邦題:『マンイーター (英語版 ) 』) Sara Allen, Daryl Hall, John Oates Hall & Oates 4:31.186 11. 「Steppin' Out」(邦題:『ステッピン・アウト 』) Joe Jackson Joe Jackson 4:16.24 12. 「Drive It Like You Stole It」(邦題:『思い切りアクセルを踏め』[ 39] ) Gary Clark Sing Street 3:36.386 13. 「Up」(Bedroom Mix) John Carney, Gary Clark, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Sing Street 1:53.306 14. 「Pop Muzik」(邦題:『ポップ・ミューヂック (英語版 ) 』) Robin Scott M 3:16.613 15. 「Girls」(邦題:『ガールズ』[ 39] ) John Carney, Gary Clark, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Sing Street 1:57.653 16. 「Brown Shoes」(邦題:『茶色い靴』[ 39] ) John Carney, Gary Clark, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Sing Street 2:51.773 17. 「Go Now」(邦題:『ゴー・ナウ』[ 39] ) Glen Hansard, John Carney, Graham Henderson, Carl Papenfus, Ken Papenfus, Eamonn Griffan Adam Levine 3:52.693 合計時間:
51:08
また、他にも次のような曲が劇中で使われている[ 36] 。
評価
批評家の反応
映画批評サイトRotten Tomatoes では、2016年9月13日現在151件のレビューが寄せられ、肯定的批評97%の「新鮮な映画」に分類されている[ 40] 。また平均点数は8.1/10である[ 40] 。Metacritic では37件のレビューに基づき、100点満点中79点のスコアが付けられた[ 41] 。
受賞
リリース
2014年 2月、フィルムネイション・エンターテインメント (英語版 ) が、映画の配給権を国際的に販売すると発表された[ 58] 。同年5月には、ワインスタイン・カンパニー がアメリカ合衆国 での配給権を300万ドルで獲得したと報じられた[ 59] 。
映画はサンダンス映画祭 で、2016年 1月24日 にワールド・プレミアを迎えた[ 6] 。また、同年2月18日 にはダブリン国際映画祭 (英語版 ) [ 60] 、3月11日 にはサウス・バイ・サウスウェスト で上映されている[ 61] 。
その後、3月17日 にはアイルランド [ 62] 、4月15日 にはアメリカ合衆国[ 7] 、5月20日 には英国 で劇場公開された[ 9] 。
日本では2016年7月9日 に公開され[ 11] 、レートはPG-12 に指定された[ 63] 。「君の夢は、僕の夢になった。」とのキャッチコピーが付けられたほか、字幕翻訳は石田泰子 が担当した[ 37] 。
ディスク販売
本国では、2016年7月26日 にDVD ・Blu-ray Disc ・オンデマンドで発売された[ 64] 。またiTunes では7月12日 、Digital HDでは7月19日 に先行配信されている[ 65] 。
日本版のディスクは2017年 2月2日 に発売され、同年1月18日 にTSUTAYA で先行レンタルが行われることが発表された[ 66] 。ディスクはTシャツ・特典DVDの付いたBlu-ray Discプレミアム・エディション、1枚組のBlu-ray Discスタンダード・エディション、スタンダード・エディションと同一内容のDVDの3パターン展開である[ 66] 。
脚注
注釈
^ 英 : Simon Carmody
^ a b Anthony Bregman of Likely Story, John Carney, Kevin Scott Frakes, Christian Grass, Martina Niland, Raj Brinder Singh, Paul Trijbits
^ 英: Yaron Orbach
^ Andrew Marcus, Julian Ulrichs
^ アイルランドでは、1995年の国民投票 (en ) を受けて改正されるまで、離婚が憲法 で禁止されていた[ 12] 。1986年にも離婚容認を目指した同様の国民投票が行われているが、これは反対多数で否決されている (en ) 。またアイルランドには、離婚を教義で禁止するローマ・カトリック の信者も多い。
^ コナーは校則を知らなかったためで悪気はなく、買い直す余裕もないと訴えるが、校長は学校にいる間は靴を校長室に置いていくよう言いつける。このせいでコナーはしばらく靴下のみで学校生活を送ることになる。後に彼は、美術の時間に靴を黒く塗って校長に対抗するが、その後も化粧を見咎められるなど、コナーは反抗的な生徒として敵視される。
^ 高校名は、同じ読みでスペルが違う "Synge Street CBS" である。
^ エイモンの父が結婚式の余興でコピーバンド演奏を行うことから、エイモンの家には楽器が豊富にあった。
^ 酒浸りだったラフィーナの父は数年前に自動車事故で亡くなり、母は躁鬱病 から入退院を繰り返していた。
^ ダブリンの南側にある海沿いの町。
^ ペニーはパートで働く職場の上司と不倫関係にあった。夫妻は別居を選び、ペニーは不倫相手のトニーと住むため家を出て行く。ロバートと子供たちは家に残るが、数日後に家は売りに出される。
^ 映画冒頭で、1980年代に不況に陥ったアイルランドでは、仕事を求めてイギリス に渡る若者が多かったことが語られる。
^ 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、主人公マーティ(マイケル・J・フォックス )が、30年前の1955年 にタイムトラベルし、プロムでギターを弾くシーンがある。また映画自体は、作品の舞台となっている1985年に公開された。日本版公式パンフレットでは、Base Ball Bear の小出祐介 がこのオマージュについて指摘している[ 13] 。このシーンで使われる曲 "Drive It Like You Stole It " のMVはYouTubeの公式アカウントで視聴できる[ 14] 。
^ 「コズモ」(英 : "Cosmo" )の名前は、「バンドにはインパクトが必要」としてラフィーナが付けた愛称。
^ 英: Graham Henderson and Zamo Riffman
^ 英: Robert Flanagan
^ 英: Tiziana Corvisieri
^ 英: Best Makeup & Hair
^ 「今年の見逃された作品」の意味。
出典
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^ a b “映画「シング・ストリート 未来へのうた」2017年2月2日(木)Blu-ray&DVDリリース ”. ギャガ . 2016年12月13日 閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
各種データベース