シャブ極道
『シャブ極道』(シャブごくどう)は、1996年公開の日本映画。原作は山之内幸夫の『シャブ荒らし』。覚醒剤描写の多さから、映画倫理委員会より性表現以外の理由による成人指定を受けた[1]。日本ビデオ倫理協会が「シャブ」の単語に難色を示したことから『大阪極道戦争 白の暴力』『大阪極道戦争 白のエクスタシー』のタイトルで上下巻に分けVHSビデオソフト化されたが、改題を不服とする監督の訴えにより、パッケージに“劇場公開名「シャブ極道」”と併記された[2]。のちのDVD化に際しては『シャブ極道』のタイトルで発売されている。第6回日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞作品。 あらすじ舞台は1973年の関西。弱小暴力団厳竜組の若頭である五味(役所広司)は、賭場で鈴子(早乙女愛)という女に一目惚れした。鈴子は巨大組織増田組幹部の神崎の女だったが、五味は強引に奪い取り、自分の妻にしてしまう。厳竜組組長が博打で多額の借金を負ったと知ると、組長を説得し、自ら新たな組長となる。自ら西瓜やしゃぶしゃぶに覚醒剤を振りかけて摂取し、メタンフェタミンの発明者である長井長義の肖像を飾るほどの覚醒剤信奉者である五味は覚醒剤密売をシノギにしようとするが、覚醒剤撲滅を進める巨大暴力団・松田組と対立することとなる。 出演
映像ソフト
関連作品映画
オリジナルビデオ山之内幸夫原案、石川均監督。コピーは「『大阪極道戦争』シャブ極道シリーズ、遂に復活!!」。発売元:大映 / 販売元:徳間ジャパンコミュニケーションズ。
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