シャドウ・オブ・モルドール
『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)は、ワーナー・ブラザースより2014年に発売されたゲームソフト。PlayStation 4、PlayStation 3、Xbox One、Xbox 360、Microsoft Windows(Steam)のマルチプラットフォーム。 『ホビットの冒険』『指輪物語』の舞台となった架空の世界・中つ国を舞台にしたダーク・ファンタジーアクションRPG。 概要影の国「モルドール」を舞台にしたファンタジーアクションRPG。主人公のタリオンは冥王サウロンへの復讐のためウルク(サウロンの力で強化されたオーク)たちに戦いを挑む。 2015年3月4日に開催されたゲームデベロッパーズカンファレンス2015にてゲーム・オブ・ザ・イヤー[1]を受賞、Gamespotのゲーム・オブ・ザ・イヤー2014[2]も受賞している。週刊ファミ通のクロスレビューでは9点・9点・9点・9点の合計36点(40点満点)でプラチナ殿堂入りする[3]など高い評価を得た。 あらすじモルドールの黒門を長年の間守護してきたレンジャーのタリオンは、ある時、冥王サウロンの配下のウルクたちの襲撃を受ける。タリオンは勇敢に戦うも、力及ばず、妻と息子を目の前で殺され、自分自身も殺されてしまう。 しかし、その復讐心は奇跡を起こし、死の淵から蘇る。指輪を作り出したエルフの魂と一体化し、幽鬼の力を得たタリオンは冥王サウロンに復讐を誓い、ウルクたちに戦いを挑む。 登場人物
ゲームシステムモルドールは広大なオープンワールドになっており、多数のウルクが生息している。敵のウルクたちは1体1体に個性が設定されており、社会を持っている。敵の性格はゲームプレイごとに異なるが、プレイヤーが操作するタリオンの行動によっても変化する。例えば、以前に戦闘をしたことがあればそれを覚えており、タリオンを恐れたり、逆にタリオンを嘲ったりする。タリオンがウルクの隊長を倒せば、別のウルクが隊長になったりしてウルクの社会も変化して行く。 また、タリオンは幽鬼の力でウルクを恐怖で支配することもできる。支配したウルクはタリオンの配下になり、他のウルクの能力を読み取ったり、別のウルクの暗殺に向かわせることもできる[4]。タリオンは剣や弓矢で戦うこともできるが、ウルクたちは多数の軍勢を形成しているため、1対多では勝つのは難しい。ウルクを配下にすることで、ウルク同士の内紛を誘発してゲームを有利に進行できるようになる。 出典
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