ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack de la Rocha, 1970年1月12日 - )は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、活動家[1]。同国のロックバンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのボーカリストとして知られる。父親はメキシコ系アメリカ人で[2]、アフリカ系とセファルディユダヤ人の血筋がある[3][4]。母はドイツおよびアイルランド系である[5]。政治色の強いチカーノ壁画家である父と、反戦活動家である母の間に生まれる。
来歴
デ・ラ・ロッチャは10代の頃にベジタリアンになったと、1989年に語っている。「菜食主義っていうのは本当にすばらしい事だと思う。僕は強く支持するよ。僕が思うに、動物は食肉処理場での死のサイクルを通して、多くの痛みを経験するんだ。殺されるために生きてるんだよ。僕はそんな動物を食べなくてもいいと思うんだ。食べ物は他にもたくさんあるし、自分たちをそんな痛みや死のサイクルに関わらせる必要は無いんだ。」
1991年にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを結成。それ以前はユースクルー・ハードコア/ストレート・エッジバンド「インサイド・アウト」のボーカルを務めていた。
2008年7月、元マーズ・ヴォルタのドラマー、ジョン・セオドアとのプロジェクト「ワン・デイ・アズ・ア・ライオン」(One Day As A Lion)名義でミニアルバムをリリース。2010年にはフジロック・フェスティバル'10に出演のため来日した[6]。
ディスコグラフィー
特に記載したもの以外はヴォーカルとして参加。
Hard Stance
ギタリストとして以下の作品に参加
- Face Reality (EP) 7" (1988)
- Hard Stance (EP) 7" (1989)
Inside Out
Rage Against the Machine
One Day as a Lion
ヴォーカルとキーボーディストとして参加
ソロ、コラボレーション
脚注
- ^ a b c d e f McCarthy, Kieran. Zack de la Rocha Biography, Songs, & Albums - オールミュージック. 2022年6月8日閲覧。
- ^ Snyder, Jennifer (2016年1月8日). “Carlos Almaraz Oral History Interview Conducted by Margarita Nieto for the Archives of American Art, Smithsonian Institution, YEAR” (英語). Smithsonian. Archives of American Art, Smithsonian Institution. 2022年6月8日閲覧。
- ^ Mexico, Nayarit, Catholic...Church Records, 1596-1967. pp. 228, 257
- ^ “Zack de la Rocha Playing Guitar With Los Tigeres del Norte”. FeelNumb.com (2012年7月14日). 2013年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月8日閲覧。
- ^ Nittle, Nadra Kareem (2019年2月11日). “Zack de la Rocha Biography of the Musician”. thoughtco.com. Dotdash Meredith. 2022年6月8日閲覧。
- ^ レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャ(vo)来日決定!フジロック・フェスティバル’10でワールド・プレミア!
- ^ Bamboozled (2000) – IMDb
- ^ “DJ Shadow Artifact vocal version feat Zach de la Rocha”. YouTube. 2011年3月23日閲覧。
- ^ Minsker, Evan (September 2, 2014). “Killer Mike and El-P Detail Run the Jewels' RTJ2 Album, Announce Tour”. Pitchfork. September 9, 2014閲覧。
- ^ Young, Alex (December 25, 2016). “Zack de la Rocha guests on Run the Jewels' new album RTJ3”. Consequence of Sound. December 26, 2016閲覧。