サンデードラゴンズ
『サンデードラゴンズ』(Sunday Dragons[注 1])は、1983年10月2日からCBCテレビ[注 2]で毎週日曜日に放送されている中日ドラゴンズの情報番組。通称『サンドラ』(新聞テレビ欄にも通称名で表記がされている)。 概要現在放送中のドラゴンズ応援番組の中では最長寿番組であり、番組冒頭で「SINCE 1983」とクレジットされている。前身は『木俣達彦の燃えよドラゴンズ』という番組で、1983年4月から半年間放送されていた。当初は30分番組であったが、後に放送枠を1時間に拡大。2003年4月6日からは日曜午前10時台に新設された『ニュースな日曜日』のコーナー枠(約30分)に吸収された。2006年4月2日からは同時間帯にTBS『サンデージャポン』をネットするようになった関係で3年ぶりに番組として独立し、日曜日12:54 - 13:24に放送されている。 2023年までは当番組と野球中継を挟むかたちで、13:24 - 13:54まで30分の後枠が編成されていたが、2024年シーズンより中日ドラゴンズのホームゲームでの日曜日デーゲームの試合開始時間が14時00分から13時30分に変更されたことに伴い、2024年4月の番組改編にて後枠は廃枠扱いとなり、野球中継の試合開始時間が13時24分に繰り上がったことで、当番組と野球中継が完全な連続編成となっている[注 3]。 プロデューサーが変更された2008年途中からは、番組に若干の変更(解説者がゲストの際の簡単なVTRの放送、エンディングの提供クレジット表示中にスタッフロールを流すなど)があった。 この番組は基本的にCBCテレビのみで放送されるローカル番組であるが、2019年11月11日から2020年3月中旬までの期間限定でDAZNでの配信を通して日本全国で視聴できるようになった(なお、番組自体はCBCテレビでの本放送から1週間遅れての配信となる)[1]。なお、過去にもJ SPORTSを通じて全国放送されていたことがある。 『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』で使われているセットの手前に、サンデードラゴンズ用のセットを組み立てて撮影を行っている。 放送時間
放送時間の変遷
主な番組コーナー基本的には、シーズン中はその週(前の週の日曜日〜放送前日)のハイライトを中心、シーズンオフはドラゴンズに関連したニュースを中心となっている。 過去の番組コーナー優子の野球相談室小倉優子が野球に関する相談をCBC解説者に相談する。なお、初回の2008年11月30日放送では、小松辰雄に対しブルペンについて質問したが、マウンドを知らなかったため、小松を少々呆れさせていた。コーナーの最後には「疑問解決」というハンコが画面に登場する。他にも当時、選手会長であった荒木雅博の出番も多く、小倉の天然さにもめげずに相手をしていた。2009年度に「今年は中日をずっと応援していた」と言い張る小倉に対し、荒木が尊敬する人物にブランコを挙げたが、小倉は公園のブランコだと思い「人名で言うと?」と尋ねられ、「ブランコ選手です」と返すと小倉は「何処(の球団)の選手ですか?」とまた尋ね、遂には「ウチの4番打者です、ドラゴンズの試合を観てないでしょう?」と荒木が呆れながら突っ込んだ。ちなみに、山内壮馬投手の風貌から付けられた愛称となっている「チャラ内」の"名付け親"は小倉優子で、山内が当コーナーに出演した際に、小倉から「何か、チャラチャラしてるからチャラ内くんでいい?」と尋ねられたことがきっかけである。 水野裕子始球式85キロへの道水野裕子が中日ドラゴンズ・谷繁元信捕手との約束を番組がバックアップするべく誕生したコーナー。 若狭敬一球速135キロへの道2008年1月6日スタート。若狭がナゴヤドームの試合開始前に行われるスピードボールコンテストの在名局アナウンサー大会で球速135キロを出したら水野裕子と結婚できるという企画。しかし135キロが出なかったため、継続企画として放送された「メガネは踊る」(チアドラゴンズのメンバーとしてナゴヤドームで行われる試合前に踊る)に続く。 メガネは踊る「若狭敬一球速135キロへの道」実施前の放送で山田久志がしゃべった何気ない一言から発展したコーナー。詳しくは「2008年の出来事」を参照。 新人佐藤アナのやります!2009年当時CBC新人アナウンサーだった佐藤幹朗が、ドラゴンズ選手にインタビューして一流のアナウンサーになろうという企画。 DR.K今週の気持ちがいい奪三振を紹介するコーナー。浅尾拓也が常連人物である。 今週のホームラン今週のドラゴンズ選手が打ったホームランのハイライト映像で紹介するコーナー。ブランコが打ったホームランのみ紹介するコーナーもあった。TBS系列で放送していたドラマ『MR.BRAIN』の便乗企画(DR.Kも同様)。 高木チェック高木守道出演時に放送されるコーナー。選手のプレーVTRを見て「普通」、「ナイス」、「ファインプレー」のいずれかで判定する(但し"ただ横っ飛びで取る事をファインプレーと称賛する傾向にある"事を批判するといった持論の持ち主なので、ファインプレーも高木は「普通」と評することが多い)。 今週のブーちゃんブーちゃんこと中田亮二選手の今週の活躍を放送する企画。 今週の堂上兄弟兄・堂上剛裕選手、弟・堂上直倫選手の今週の活躍を放送する企画。 板東英二のバンドラ板東英二がドラゴンズに関する都市伝説を語る企画。2011年 - 2012年放送。
高木山田対談月に1度程度シーズン中に行われる高木守道監督と山田久志による対談企画。 若狭&木俣の肉体改造大作戦サンドラの司会若狭敬一と伝説の予想屋木俣達彦が健康な体をめざして奮闘する企画。
おもてなしツアー毎年オフシーズンに行われるおもてなしツアー。
サンドラ学力テスト2013年1月13日、1月20日、1月27日に3週にわたって放送された。 試験結果
けさの撮って出し(若ズバ)14:00からナゴヤドームでデーゲームがある場合、若狭敬一がサンドラ開始前にナゴヤドームで選手などにインタビューをする。 山田チェック山田久志出演時に放送されるコーナー。選手のプレーVTRを見て「普通」、「いいね」、「ファインプレー」のいずれかで判定する。 デーゲーム直前情報ナゴヤドームで14:00からデーゲームがある場合、実況アナウンサーかベンチリポートのアナウンサーが直前情報(先発投手)などを伝える。 落合英二とドラゴンズの選手が内輪ネタで馴れ合いのトークをするコーナー。2008年シーズンオフは料理屋で収録した。なお、落合英二が2010年から韓国・三星の投手コーチに就任した事から、同コーナーは、野球シーズンオフの時期を中心に、不定期放送となっている。 竜'sweek先週の試合のハイライトコーナー。 出来事1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年同年に公開されたハリウッド映画『ミスターベースボール』は主人公の元メジャーリーガーが中日ドラゴンズに入団するという設定だったため、本番組も制作協力する形で登場。同映画に出演している高倉健のインタビューも本番組にて放映された[3]。 1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年-10月で伊藤敦基・加藤小百合両アナが降板。メインキャスターにOBの牛島和彦と青木まなを起用し、久野誠アナがご意見番として4年半ぶりに番組復帰。 2002年2003年2004年2005年2006年4月のリニューアル直後はオープニングの後すぐに番組本編へと入ったが、2006年9月頃からはオープニング→提供クレジット読み→CM→番組本編という流れになった(ただし12月31日の放送はオープニング後すぐに番組本編)。 2006年10月15日の放送は祝!セ・リーグ優勝スペシャルとして30分拡大で14:00まで放送(この日は13:00から放送)。 2006年12月31日の放送は「サンデードラゴンズ〜来季は絶対日本一スペシャル!!〜」として14:00まで放送した。井端弘和・渡邉博幸選手がゲスト出演した(渡邉博幸はナゴヤ球場での練習を終了した後、急遽CBCまで直行)。 2007年2007年2月11日の放送は琉球放送の協力で、沖縄県の北谷公園野球場から生放送した。 4月1日は開幕1時間スペシャルを放送した。 4月29日は12:54 - 15:00まで「サンデードラゴンズスペシャル 燃えよドラゴンズ!」としてTBSからの裏送りによる横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦を放送した。 10月21日の放送は「祝!日本シリーズ進出スペシャル」として30分拡大で14:00まで放送した(この日は13:00から放送)。 11月4日は日本一記念スペシャルとして36分拡大で14:00まで放送した。 12月23日はアシスタントの占部沙矢香が結婚式の翌日のため、若狭が1人で番組を進行した。 12月30日は年末総集編として14時まで拡大。 2008年
このチアドラ企画の後、横浜スタジアム・スタンドでのチアドラ披露など、若狭と番組のチアドラ企画が切っても切れないものになった。 2009年
2009年7月12日祝250盗塁と題して、優子の野球相談室と落合英二ブルブルの輪がコラボして「ブルブルの相談室」を放送した。 2009年7月19日の変化球講座でチェンのチェンジアップはフォークボールみたいだねと落合英二が言ったところ、若狭は「チェンという名前だからじゃないですか?」と言い、落合を薄々納得させたが、若狭は恥ずかしがっていた。 2009年7月20日からナゴヤドームで「サンドラ弁当」を発売することになった。当日は若狭と夏目が51番通路付近で弁当を販売した。 2009年8月9日から佐藤幹朗が参加、主に選手へのインタビューを担当するが、佐藤が元やり投選手だった事にちなみ、当初から「ヤリます!」、「ヤリました!」を自らのキャッチフレーズとして頻繁に使用、後に中日ドラゴンズの選手やファンが持つ応援グッズなどにも多用されることとなった。 2010年佐藤幹朗が若狭の127km/hを超えたら1日キャスターを務められるが、超えなかったらチアドラをやる条件でスピードコンテスト挑戦。129km/hを記録し、4月11日に丹野みどりと1日キャスターを務める。 7月18日放送分で、当番組の初の企画である「サンドラ応援ツアー」の中で、ドラゴンズ劣勢の状況で若狭が2008年に罰ゲームでやっていた「チアドラ」の衣装で雰囲気を盛り上げて勝利祈願したが、勝利にはつながらなかった(その試合は2-3でドラゴンズ惜敗)。 2011年12月6日に名古屋競馬場で、第5レースに個人協賛競走として「小田幸平やりましたーっ!!特別」を開催した。ドラゴンズの選手が個人協賛競走を行ったのはこれが史上初。表彰式には当事者の小田・若狭以外に英智・野本圭・大島洋平の3選手も参加した。この模様はおもてなしツアーの模様と併せて2012年1月29日放送[4]。 2012年12月16日は全日本実業団対抗女子駅伝競走大会中継のため、14:54 - 15:24に繰り下げて放送した。 2013年2014年2015年2016年2017年2018年
2019年
2020年この年に引退し、CBC野球解説者になった吉見一起が12月13日放送回で解説者として初出演。 2021年2022年2023年
2024年現在の出演者司会・ナレーション等
コメンテーター
ダイヤモンドナビゲーター過去の出演者メイン司会牛島以外はCBCアナウンサー(久野、伊藤は当時)
サブ司会全てCBCアナウンサー(古木から占部および田中は当時)
コメンテーター
その他企画等
ダイヤモンドナビゲーター書籍
関連項目
脚注注釈
出典
外部リンク
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