サルパン県座標: 北緯26度50分 東経90度15分 / 北緯26.833度 東経90.250度 サルパン県(サルパンけん、ゾンカ語:གསར་སྤང་རྫོང་ཁག་/ワイリー方式:Gsar-spang rdzong-khag)は、ブータン南部の県。面積は1,655km2、2013年の人口は4万3915人、人口密度は15人/km2。 言語サルパン県の主要言語はインド・ヨーロッパ語族のネパール語である。ローツァンパが用いる。北東部では東チベット諸語のケン語が用いられる。 行政区画サルパン県は12の村に分かれる[1]。 環境サルパン県の大部分は自然保護区に含まれる。西部(センゲ村)のインドとの国境地帯には無人のフィブソー鳥獣保護区がある。 北部(ジグメチュホエリン村)には黒山国立公園がある。東部から南東部(ジグメチュホエリン村、タレイサン村、ウムリン村)には王立マナス国立公園がある。3つの保護区は緑の回廊で繋がれている[1][2]。 歴史2007年4月26日、ラモイ・ジンガ郡の所属がサルパン県からダガナ県に変更された[3]。サルパン県最西部だったラモジンガ町、ラモイ・ジンガ村、デオラリ村、ニチュラ村はダガナ県の最南部になった[4]。 関連項目脚注
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