サミー・ソリス
サミュエル・ロバート・ソリス(Samuel Robert Solis, 1988年8月10日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。愛称はショー・ショー(Show-Show)[1]。 経歴プロ入り前2007年のMLBドラフト18巡目(全体553位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されるも契約せず、サンディエゴ大学へ進学した。 プロ入りとナショナルズ時代2010年のMLBドラフト2巡目(全体51位)でワシントン・ナショナルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA級ヘイガーズタウン・サンズでプロデビューし、2試合に登板した。 2011年はまずA級ヘイガーズタウンでプレーし、7試合に先発登板して2勝1敗、防御率4.02、40奪三振を記録した。7月からA+級ポトマック・ナショナルズに昇格。10試合に先発登板して6勝2敗、防御率2.72、53奪三振を記録した。 2012年は3月6日にトミー・ジョン手術を行い[2]、シーズンを棒に振った。 2013年はA+級ポトマックでプレーし、13試合(先発12試合)に登板して2勝1敗、防御率3.43、40奪三振を記録した。7月にはルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ナショナルズでプレーし、1試合に登板した。オフの11月20日に40人枠入りを果たした[3]。 2014年は傘下のマイナー4球団(ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ナショナルズ、A級ヘイガーズタウン、A+級ポトマック、AA級ハリスバーグ・セネターズ)でプレーし、計5試合に登板した。 2015年は開幕をAA級ハリスバーグで迎え、4月29日にメジャー初昇格を果たした[4]。翌30日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビューし、5月10日のアトランタ・ブレーブス戦では初勝利を挙げた。この年は18試合にリリーフ登板し、1勝1敗、防御率3.38という数字を残した。また、FIPも3.46であり、実際の防御率とのかい離はほとんどなかった。 2016年は、前年比でほぼ倍増となる37試合にリリーフ登板し、防御率2.41・2勝4敗・WHIP1.27という好成績をマークした。また、与四球が激増したが、三振奪取のペースも大幅にアップし、奪三振率は10.3という高数値だった。 2017年は前年と同程度の30試合に登板したが、防御率5.88・WHIP1.35と大幅に成績を落とした。 2018年は56試合に登板したが防御率は6.41と、さらに悪化した。 パドレス傘下時代2019年3月11日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]。 DeNA時代2019年5月31日、NPBの横浜DeNAベイスターズと契約したことが発表された[7]。背番号は97[8]。7月に1軍に昇格し4試合に登板した後降格。9月6日に左肩の故障の治療のため帰国を発表[9]。10月16日に翌年の契約を結ばない事が発表された[10]。 メキシカンリーグ時代2021年4月9日、メキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約した[11]。 選手としての特徴最速156km/hの速球に加え、落差の大きいカーブ、チェンジアップを投げる[7]。 詳細情報年度別投手成績
NPB記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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