サイモン・ブラックバーン
サイモン・ブラックバーン(Simon Blackburn, 1944年7月12日- )は、イギリスの哲学者。メタ倫理学上の学説である準実在論を提唱したことで知られる。 経歴1944年、 グロスタシャー州のチッピング・ソドベリー(Chipping Sodbury)生まれ。ブリストルのクリフトン・カレッジに入学したが、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに転入し、1965年にそこで学士号を取得した。1970年、ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジで博士号を取得した。 長年、ケンブリッジ大学の哲学教授を務めていたが、2011年に退官した。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の哲学科特任教授として、毎年秋学期に授業を持っている。それに加えて、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのフェロー、ロンドンのニューカレッジ・オブ・ヒューマニティーズ(New College of the Humanities)の教授も務める。過去には、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジのフェロー、ノースカロライナ大学のエドナ・コウリー教授(専任教員)もつとめた。2007年にはアメリカ芸術科学アカデミーの国外名誉フェローに選出された[1]。学界においては、2009年~2010年度までアリストテレス協会の会長の任をつとめた。 研究内容・業績
主要著作
脚注
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