ゴマフスズメ
ゴマフスズメ(胡麻斑雀、学名:Passerella iliaca)は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種である。 分布北アメリカに生息する。主に北アメリカの北部、西部(アメリカ、カナダ)、アラスカ、アリューシャン列島で繁殖し、冬はアメリカの南部からメキシコ北部方面へ移動する。 日本では迷鳥で、長い間1935年11月に栃木県日光市で観察された1例しか記録がなかった。その後1985年冬に室蘭市で記録されたが、それ以降の観察記録はない。 形態全長17cm。スズメの名前がつくがホオジロの仲間で、ホオジロ類としては大型の部類となる。頭から背中、肩羽がすすけた黒褐色。喉から腹にかけての体の下面は白っぽいが、黒斑が密にある(この模様が和名の由来である)。多くの亜種があり、亜種毎の形態差が大きい。 生態平野部の森林やその周辺に生息する。「チッ、チッ」とよくさえずっている。 保全状態評価
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