『ゴッドファーザー』(英題:The Godfather: The Game)はエレクトロニック・アーツが2007年1月25日に日本で発売したコンピュータゲーム。原作は1972年の映画『ゴッドファーザー』。ジャンルはクライムアクション。
2007年10月11日、PlayStation 3用「ゴッドファーザー ドン・エディション」日本語版が、エレクトロニック・アーツから7,329円(税込)で発売された[1]。
2008年3月19日にはPlayStation 2版がベストプライス版として再発売された。
日本国外ではMicrosoft Windows、Xbox、PlayStation Portable、Wiiでも発売されている。
概要
プレイヤーはコルレオーネ・ファミリーの一員である主人公を操り、幹部から与えられるミッションをクリアしていき、最終的にはドンの地位にまで上り詰めるのが目的である。ミッションの種類は殺人・護衛・買収など豊富に用意されている。
ストーリー
ニューヨークに住むしがない若者の主人公は、この町でのし上がるため、コルレオーネ・ファミリーの一員となることを決意する…。
舞台
1940年代のニューヨーク。当時の街並みが忠実に再現されている。
ゲームシステム
- 主人公の容姿や服装をカスタマイズすることが可能。
- ライバルファミリーが警護している店舗や倉庫のオーナーをゆすることでコルレオーネ・ファミリーの物件となり、毎日各店からお金が支払われる。
- 敵対する各ファミリー所有の屋敷を爆破すると、そのファミリーが全滅し家も自分のファミリーのものなる。
- 相棒や部下を連れて、一緒に行動出来る(PS2版は連れて行けない)。
登場人物
- 主人公。小さな頃に父親が殺されてしまう。プレイヤーが容姿をつくることができる。コルレオーネファミリーに忠誠を誓い、組織のための戦いに身を投じ、裏社会で成り上がっていく。
- レオーネ・ファミリーのボス。主人公の母親から彼の世話をしてくれるように依頼される。
- ドンの息子の一人。ストーリー中盤で殺害される。
- ドンの息子。
登場武器
登場車両
本編
- 2ドアクーペ。ゲーム中、一番スピードが出るが耐久力はない。
- 小型トラック。幌無しとコンテナ付とがある。
- 2ドア車。かなり速いがとにかく脆い。
- 4ドア車。警察車両・イエローキャブ・一般車両が存在する。
- 一部ミッションに登場する。
ドンエンディション追加車種
日本版の変更点
日本版では海外版と違って、以下の変更点(特にPS2版とPS3版)がある[2]。
- 一部のイベントシーンを含めた、出血表現の大幅なカット。
- 下着姿の売春婦が、普通の服を着た女子学生に変更。
- 一般人を攻撃しても死なないのと、一般人に対して首を絞めるなどつかむ行為が出来ない。
- トムズ・レポートの日本語訳で、殺害した人数をカウントする項目で海外版では「Murder Case」となっているが、日本版では「注目」となっている。
PSP版
その他
関連項目
脚注
- ^ ゴッドファーザー ドン・エディションプレイステーション公式サイト
- ^ ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第50回「成り上がれ,『ゴッドファーザー』に(7)」4Gamer、ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第51回「成り上がれ,『ゴッドファーザー』に(8)」4Gamer
- ^ ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第48回「成り上がれ,『ゴッドファーザー』に(5)」4Gamer
外部リンク
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