ゲーテ・インスティトゥート
ゲーテ・インスティトゥート(ドイツ語: Goethe-Institut)は、ドイツ政府が設立した公的な国際文化交流機関で、外国人にドイツ語教育を推進し、国際的な文化交流・文化協力をする非営利団体であり、本部はミュンヘンにある。団体名の由来はドイツの詩人であるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテである。ドイツ語コースには年間で234000名が受講している。 ゲーテ・インスティトゥートは現在世界に92カ国・158か所あり、日本では東京・大阪・京都にある。ドイツ文化センターともいわれる。 歴史1925年にヴァイマル共和政によって設立されたDeutsche Akademie(略称:DA)を引き継ぎ、1951年に設立された。 受賞歴
授与ヘレン・アンド・カルト・ウォルフ翻訳者賞ヘレン・アンド・カルト・ウォルフ翻訳者賞(Helen and Kurt Wolff Translator's Prize)は、前年に米国でドイツ語から英語へ優れた訳で出版した者を讃える年次文学賞である[3]。この賞は1996年に設立され、ドイツ政府から資金提供を受けている。2014年までシカゴのゲーテ・インスティトゥートによって管理されていたが、2015年以降はゲーテ・インスティトゥート・ニューヨークで賞が授与された[3]。 ゲーテ・メダル→詳細は「ゲーテ・メダル」を参照
ゲーテ・インスティトゥートは年に一度、 ドイツ語と国際文化関係で優れた貢献を行った外国人を称え、ドイツ連邦共和国の公式の勲章であるゲーテメダルを授与する。ゲーテ・メダルは1954年にゲーテ・インスティトゥート執行委員会によって設立され、1975年にドイツ連邦共和国によって公式の勲章として認められた。 関連項目脚注外部リンク
|