ゲイムリー
ゲイムリー (Gamely) とは、アメリカ合衆国で生産・調教されたサラブレッドの競走馬および繁殖牝馬である。20世紀のアメリカ名馬100選では第87位に選ばれている。 経歴2歳戦から走るのは負担が大きいと調教師に判断されたゲイムリーのデビュー戦は、3歳の2月であった。2戦目で勝ち上がり、その後やや足踏みするものの、7月のプリンセスステークスで重賞初勝利を飾ると、8月のテストステークスを6馬身差のトラックレコードで勝ち、アラバマステークスを2馬身差で快勝するなどこの年14戦して4勝を挙げた。 西海岸を主戦場としたゲイムリーは翌年、サンタマリアハンデキャップ、サンタマルガリータ招待ハンデキャップを連勝すると牡馬路線にも進出し、カリフォルニアンステークスでは同じく西海岸の雄、ドクターファーガーと対戦。2着と健闘した。同じく牡馬が相手のイングルウッドハンデキャップではライジングマーケットとの接戦をハナ差制した。 5歳時も現役を続けたゲイムリーは、再び牡馬相手となったサンタアニタハンデキャップで、ノーダブルの2着に健闘した他、前年降着になったダイアナハンデキャップに勝利している。秋にはベルデイムステークスで、2歳年下のシュヴィーを破り、マッチメイカーステークスではギャラントブルームの2着。引退レースとなったヴォスバーグハンデキャップは、ゲイムリー、ドクターファーガーの妹タウィー、シュヴィーと三頭の名牝が揃ったレースだったが、結果は8着だった。 引退後初仔、セリーニがデューハーストステークスを制し、繁殖牝馬としても期待されていたが、1975年ラウンドテーブルの2番目の産駒を出産の5日後、胃破裂により死亡した。遺体はクレイボーンファームに埋葬されている。 評価主な勝鞍
年度代表馬
表彰
血統表
外部リンク |