グレートセイカン
グレートセイカンは日本中央競馬会に所属し、1975年から1978年にかけて活躍していた競走馬である。札幌記念でトウショウボーイに勝った馬として知られている。 戦績現役時代はオープンクラスに定着するまで時間もかかったが、札幌記念[注 1]でトウショウボーイ・クライムカイザーの4歳クラシック馬をまとめて負かした。トウショウボーイの出遅れのにも助けられたが、追い込む同馬をハナ差封じた。なお、トウショウボーイは生涯同世代以外の馬に先着された例は2例しか無く、しかも勝ってこの記録を達成したのは当馬だけである[注 2]。他には、オールカマーとダービー卿チャレンジトロフィーで優勝。郷原洋行のお手馬でもあった。芝・ダート兼用の競走馬だった。東京のダート1400m(レコード勝ち)、芝1400mの両方で(いずれもオープン競走)勝利を記録している。 主な勝ち鞍
種牡馬時代種付け無料の種牡馬ということもあり、そこそこの人気を集めた。父に似てダートを主戦場とする産駒が多く、活躍の場は公営を中心としたものであった。 (主な産駒) 血統表
脚注・出典注釈出典外部リンク |