グレゴリー・ファン・デル・ヴィール
グレゴリー・カートリー・ファン・デル・ヴィール(Gregory Kurtley van der Wiel, 1988年2月3日 - )は、オランダ・アムステルダム出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはDF(センターバック、右サイドバック)。右サイドから駆け上がる姿はミハエル・ライツィハーを彷彿させる[1]。スピードを生かしたプレイで前線に駆け上がり右サイドからボールを供給する。 経歴
2007年3月11日、4-1で勝利したFCトゥウェンテ戦でデビューした。そのシーズンは4試合に出場した。2007-08シーズン、ヨハン・クライフ・シャール決勝のPSV戦に勝利し、自身初のタイトルを獲得した。2009年10月21日、アーセナルFCがファン・デル・ヴィールに興味を持っていると報じられた[2]。 2012年9月3日、パリ・サンジェルマンFCに4年契約で移籍[3]。移籍金は推定600万ユーロ(約5億9000万円)。 2012-2013シーズンはクリストフ・ジャレのポジションを奪うに至らず、ベンチを温める日も多かったが、2013-2014シーズンからは右サイドバックのレギュラーの座を確保した。 2016年7月4日、フェネルバフチェSKへ移籍した[4]。 2018年2月1日、トロントFCに移籍した。しかし2019年1月、監督との衝突によりチームから除外され、3月には相互の同意の元で契約が解除。その後パニック障害や不安神経症を発症してしまい、治療のため1年以上所属チームのない状態になってしまったが、2020年8月から母国のRKCヴァールヴァイクに練習生として所属し、復帰を目指している[5]。
2009年2月11日、チュニジア戦でヨニー・ハイティンハとの途中交代でオランダ代表デビューした。3月28日、南アフリカワールドカップ予選スコットランド戦に出場した。4月1日のマケドニア共和国戦でもフル出場した。10月、ボールを顔面に受けて脳震盪を起こしたため、オランダ代表のオーストラリア遠征への招集を辞退した。しかし、代表が遠征に旅だっている間にチームメイトとコンサートに出かけ、Twitterに記念写真を掲載したため、オランダ国民やベルト・ファン・マルワイク監督から非難を浴びた[6]。 2010年5月27日、2010 FIFAワールドカップに出場するオランダ代表メンバー23人に選出された[7]。 個人成績
試合数国際Aマッチ 46試合 0得点(2009年-2015年)
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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