グラ (ポーランド)
グラ(ポーランド語: Góra [ˈɡura])は、ポーランド南西部のドルヌィ・シロンスク県にある町。グラ郡の行政の中心地である。ドイツ語名はグーラウ (Guhrau) 。 地理ドルヌィ・シロンスク地方の中心都市、ヴロツワフの北西およそ69キロメートルに位置する。人口は1万1797人(2019年)。 歴史1155年、ローマ教皇ハドリアヌス4世がヴロツワフ教区に、シロンスク公国のゴラ (Gora) という村を与えたことを示す書状が残っている。ゴラという地名は古ポーランド語で「丘」もしくは「山」を意味する。1288年にシロンスク・ピャスト家のヘンリク3世が治めるグウォグフ公国領となると、マクデブルク法にもとづく自治権が保証された。1336年の古文書には、ドイツ語名としてグーラウ (Guhrau) と表記されている。14世紀に入ると、織物生産の中心地として発展を始めた。 その後、1742年のシュレージエン戦争でプロイセン公国に併合され、1816年にはシュレージエン州グーラウ郡の行政の中心となった。1946年に再び郡庁所在地となったが、1975年から1998年まではレシュノ県に所属していた。 姉妹都市ゆかりの人物
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