グランドニッコー淡路
グランドニッコー淡路 (グランドニッコーあわじ、Grand Nikko Awaji) は、兵庫県淡路市夢舞台にあるホテル。オークラニッコーホテルマネジメントの「グランドニッコー」ブランドを冠するホテルである。2020年9月までの旧称は「ウェスティンホテル淡路」。 概要2000年3月、淡路花博の開催に伴い開業。安藤忠雄が全体設計した淡路夢舞台の施設の一つであり、淡路夢舞台国際会議場と直結してリゾート&コンファレンスセンターを構成し、客室は、スイートルーム8室と和室4室を含む全201室を有する。2017年春、8~10階の高層階フロアをシンプル&ラグジュアリーをコンセプトにリニューアルし「プレシャスフロア」(全室オーシャンビュー)とした。 2002年、サッカーワールドカップの際にイングランド代表選手の宿舎になった。同年の新語・流行語大賞で「ベッカム様」がトップテンを受賞し、当時の総支配人・藤本信一郎氏が受賞者として出席した[2]。 ウェスティンブランドを冠するホテルでは、ウェルビーイングを通じ、ゲストが旅行中に旅の疲れを乗り越えられるよう尽力しており、このホテルにおいてもSleep Wellのコンセプトのもと「雲の上の寝心地」と呼ばれる「ウェスティン ヘブンリーベッド」が和室を除く全ての客室に設置されている[3][4]。 なお、このホテルの建造物を含めた淡路夢舞台は、日本の優秀な建築作品に与えられるBCS賞(第42回受賞作品(2001年度))を日本建設業連合会より受賞している[5]。 ウェスティンホテル&リゾートのコンセプトウェスティンホテル&リゾートは、世界各地の旅先で「ウェルビーイング(Well-Being)」をゲストに提供するブランドコンセプト(Sleep Well、 Eat Well、 Move Well、 Feel Well、 Work Well、 Play Well)を掲げ、ウェスティンのウェルネス戦略の象徴である「ヘブンリーベッド」、美味しく栄養豊富な食事メニューなどのプログラムをサービスしている[4]。 このウェスティンホテル淡路は、海を望む花と緑が豊かな淡路島国営明石海峡公園という国営公園敷地と隣接するリゾートホテルである。すべての客室にあるバルコニーに出て風を感じつつチェアーに身を委ね、旅行の疲れから解放されてリラックスを体感するFeel Wellや、日常の喧騒や煩わしさから離れ、リラックスしながら解放感とくつろぎの時間を得るPlay Well(Westin Weekend)がここにある[6]。 グランドニッコーへのリブランド2020年9月17日に、同年9月30日でマリオット・インターナショナルとの契約が満了することから、翌10月1日にオークラニッコーホテルマネジメントのグランドニッコーブランドを冠し「ウェスティンホテル淡路」から「グランドニッコー淡路」へリブランドすることが発表された[7]。 経営陣
施設
フロア構成
客室8~10階はの客室は、プレシャスフロアとしてオーシャンビューの設定となる。全室バルコニー付き。
宴会施設
交通アクセス
アメニティホテルオリジナルマスコット「Rastin(ラスティン)」は、特産の玉ねぎのキャップをかぶって、淡路夢舞台の森を元気に跳び回るウサギの男の子の設定のオリジナルマスコット。ぬいぐるみやクッキーなどここでしか買えないグッズがウェスティンホテルショップとオンラインショップで販売されている[9]。 周辺
関連項目脚注
外部リンク |