クリスティアン1世 (ザクセン選帝侯)
クリスティアン1世(Christian I., 1560年10月29日 - 1591年9月25日)は、ザクセン選帝侯(在位:1586年 - 1591年)。 生涯ザクセン選帝侯アウグストと妃でデンマーク・ノルウェー王クリスチャン3世の王女アンナの間に第8子としてドレスデンで生まれた。 1586年に父が歿すると、兄が全て早世していたため[1]選帝侯位に即いた。 クリスティアン1世は自らの教師であったニコラウス・クレル(Nikolaus Krell)を宰相に任じたが、ザクセンはルター派が主流であったが彼はカルヴァン派であったこと、ザクセンの従来の外交政策を変更してポーランド王ジグムント3世やフランス王アンリ4世寄りの政策を採ったことなどから保守派の反発を買い、クレルはクリスティアン1世の歿後投獄・処刑された[2]。 1591年に妃ゾフィーは、夫へのクリスマスの贈り物として12着の鎧を作らせた[3]。それらの多くは現存している[3]。 1591年9月25日、ドレスデンで死去し、長男のクリスティアン2世が選帝侯位を嗣いだ。遺体はフライベルク大聖堂に葬られた。 子女1582年4月25日にブランデンブルク選帝侯ヨハン・ゲオルクの娘ゾフィー(1568年 - 1622年)と結婚し、彼女との間に以下の3男4女をもうけた[1]。
脚注
参考文献
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