ギヨーム・シレムギヨーム・シレム(Guillaume Chilemme、1987年 - )はフランスのヴァイオリニスト。 フランス国立オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ管弦楽団コンサートマスター。妹はエベーヌ四重奏団ヴィオラ奏者のマリー・シレム。 経歴3歳でヴァイオリンを始める。パリ国立高等音楽院でボリス・ガルリツキーとピエール=ローラン・エマールにヴァイオリンと室内楽を学び、最優秀の成績で卒業したのち、ベルリンでステファン・ピカールとエッカール・ルンゲ、ザールブリュッケンでダヴィド・グリマルに師事。小澤征爾スイス国際アカデミーでは今井信子、パメラ・フランク、原田禎夫、小澤征爾らの教えを受けた。 2010年にロン=ティボー国際音楽コンクールで第3位を受賞するほか、マチュー・ハンドシェヴェルカー、マリー・シレム、ブリュノ・ドルプレールとカヴァティーヌ四重奏団を結成し、2013年のバンフ国際弦楽四重奏コンクールで第2位を受賞。またピアニストのナタナエル・グーアンとのデュオではエリザベート王妃音楽大学でアルテミス四重奏団メンバーらに師事し、2010年のスウェーデン国際デュオコンクールで第1位、2014年のリヨン国際室内楽コンクールで第3位を受賞[1]。 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、ロック・ダンテロン音楽祭、エクス=アン=プロヴァンス復活祭音楽祭、ソー公園オランジュリー音楽祭など数多くの音楽祭に招待されるほか、ルノー・カプソン、アドリアン・ラ=マルカ、エドガー・モローとの四重奏ではアムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのウィグモア・ホール、ウィーン楽友協会などで演奏する。 2016年よりフランス国立オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ管弦楽団のコンサートマスターを務めている[2]。 脚注
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