エベーヌ四重奏団
エベーヌ四重奏団(フランス語:Quatuor Ébène、英語:Ebene Quartet)は、フランスで1999年にブローニュ=ビヤンクール地方音楽院在学中の4人によって結成された弦楽四重奏団。エベーヌとは黒檀を意味しており、弦楽器や、管楽器、民族楽器において、指板やフィッティングに使われている、クラシックのみならず広く音楽に関心を寄せる、という意味を込めてそう名乗っている。 メンバー
前任者:アドリアン・ボワソー (Adrien Boisseau) 2015年から2017年まで、マチュー・エルゾグ (Mathieu Herzog) 創立から2015年まで
前任者:ラファエル・メルラン (Raphaël Merlin)創立から2024年まで ヴァイオリンの2人はブローニュ=ビヤンクール地方音楽院でジャズ・ドラム専攻。チェロはジャズ・ピアノ専攻。 これまで、イザイ弦楽四重奏団、ガボール・タカーチ、エバーハルト・フェルツ、ジェルジ・クルタークらに師事した。 創立メンバー
概要2004年に超難関で知られるミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、併せて聴衆賞、2つのベスト・パフォーマンス賞、カール・クリンガー財団賞を受賞し話題をさらった。音楽に対する柔軟な姿勢が国際的な評価を得ている。これまでに数々の世界中の有名ホールで演奏をこなしており、2006年、2007年にラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにおいて来日した。 幅広い音楽性で知られ、新しい発見や即興的な志向を持ち、洗練されたダイナミックな音楽性と冒険的で創造的なアプローチを特徴とする。それによって古典派音楽の作品、現代作品そしてジャズにまでも取り組む。クラシックだけでなく、ジャズや現代作品のライブ、ポップアーティストとの競演も行う。モーツァルトの音楽に傾注しているようで、第1ヴァイオリンのコロンブは、 と語っている。 受賞歴
ディスコグラフィー
脚注
外部リンク
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