キャンディ (リー・モーガンのアルバム)
『キャンディ』(Candy)は、アメリカ合衆国のジャズ・トランペット奏者、リー・モーガンが1958年に発表したスタジオ・アルバム。 解説モーガンのアルバムとしては唯一、ワン・ホーン・カルテット編成で録音された[1]。本作はソニー・クラーク、ダグ・ワトキンス、アート・テイラーを従えた2回のセッションで録音され、「フー・ドゥ・ユー・ラヴ・アイ・ホープ」は両方のセッションで録音されたが、1回目の録音は没となり、2回目の録音が採用された[1]。また、1回目のセッションでは、後に一部リマスターCDのボーナス・トラックとなる「オール・アット・ワンス・ユー・ラヴ・ハー」も録音された[1]。 Stacia Proefrockはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「モーガンが独自のスタイルを見せつけた最初期の作品の一つ」「メロディ・ラインを奏でる他の管楽器がなく、徹頭徹尾モーガン本人がさらけ出されている中で、美しい演奏をやってのけている」と評している[2]。 本作のステレオ・ヴァージョンは、1969年にサンセット・レコードから『All the Way』というタイトルで発売されたのが最初である[3]。 収録曲
リマスターCDボーナス・トラック
参加ミュージシャン脚注
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