キャピタルゲートビル
キャピタルゲートビル(英: Capital Gate)は、アラブ首長国連邦 アブダビにある超高層建築物(高さ165m・地上36階)。アブダビナショナルエキシビジョンセンターに隣接している。 西方向に18度、意図的に傾けて設計されているのが特徴[3](床は水平を保っている[4])。 ギネス世界記録2010年6月、「世界一大きく傾いた人工建造物」として、ギネス世界記録に認定された[5][6]。 18度という角度は、当時記録を保持していたドイツのズールフーゼンの斜塔(こちらは人為的でない傾斜)の4倍近くである[7]。 2008年10月の時点で既に、所有者・設計者がギネス申請していた[8]。 設計などダイアグリッド構造(風圧や地震に強いとされる)が用いられた中東で初めての高層建造物といわれる[要出典]。同様の建物には、30セント・メリー・アクス(通称:The Gherkin、ロンドン)、ハースト・タワー(ニューヨーク)、北京国家体育場(北京)などがある。 12階までは垂直に建設。それより上の階から30-140cmずつずらしていき、傾斜を形成している[7]。 また、490本の杭が、30m地下まで打ち込まれているという[8]。 「ハイアットキャピタルゲートホテル」やオフィス群がテナントとして入る。 2010年に米タイム誌(電子版)が選んだ「世界の危険な建造物トップ10(Top 10 Precarious Buildings)」の2位となった[10]。 タイムライン
脚注
外部リンク
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