キャシー・フリーマン
キャシー・アストリッド・サロメ・フリーマン(Cathy Astrid Salome Freeman 1973年2月16日 - )は、オーストラリア・クイーンズランド州出身の女性の元陸上競技選手。400mを専門としていた。オーストラリア先住民アボリジニ[1]で、バハイ教を信仰している。 人物
フリーマンは400mで1997年と1999年の2つの世界選手権を制し、アトランタオリンピックではフランスのM・J・ペレクに次いでフィニッシュし、銀メダルを獲得した。 2000年9月25日、フリーマンはシドニーオリンピックの400mで金メダルを獲得し、そのメダルはオーストラリアで100番目の金メダルとされた。また、フリーマンは開会式では聖火をともしている。同一大会で聖火をともし、金メダルを獲得したのは2024年パリオリンピックでテディ・リネールが達成するまではフリーマンが唯一だった。この活躍を評価され、2001年5月に第2回「ローレウス・スポーツ賞」の「最優秀女子選手賞」(Sportswoman of the Year)を受賞した。 金メダルを獲得した後のトラック一周の際にフリーマンはアボリジニの旗とオーストラリアの国旗の2つに身を包んだが、これが当時のオーストラリアで議論を呼んだ(通例トラック一周は、自分の所属する国の旗を持つものであるため)。 主な成績
脚注外部リンク
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