キクヤ図書販売
キクヤ図書販売株式会社(キクヤとしょはんばい)は、兵庫県神戸市兵庫区出在家町に本社を置き、「喜久屋書店」(きくやしょてん)という書店を経営する会社。北海道に存在した同名の書店チェーンに関しても記す。 概要ジュンク堂書店はキクヤ図書販売社長である工藤淳の息子である工藤恭孝が父の淳からキクヤ図書販売の販売部門であった株式会社大同書房を任され独立誕生した同根企業である。 「喜久屋書店」は、出店に際して、ジュンク堂と商圏が衝突しないよう、主に地方都市において大規模店舗を展開していた。例えば、福岡県においては、ジュンク堂は福岡市の都心部に大規模店舗を展開しているのに対し、「喜久屋」は商圏の重ならない北九州市のデパート「コレット」内に大規模店舗を展開する、といった具合である。大阪でも、ジュンク堂がキタ(堂島・梅田)とミナミ(難波・千日前)にあるため、喜久屋は商圏の重ならない阿倍野に出店した。 2013年10月、ジュンク堂があべのハルカスに出店し、商圏が重なることになった。仙台市では、複合ビルE.beans内で既にジュンク堂が出店していたが、ジュンク堂はコミックとライトノベルのコーナーを撤去し、喜久屋書店が上階にコミックとライトノベル専門の漫画館をオープンするなど補完関係にした。岡山市では、2010年5月より、岡山ビブレ内にあった岡山店を改装、ジュンク堂書店岡山店としてオープンした[要出典]。 2008年10月には、オンライン書籍販売事業をジュンク堂に移管した。 店の入口には絵本作家・長谷川義史「本はたのしいね」のイラストが描かれている。 店舗
喜久屋書店BOOK JAM K&S前述のように北海道に存在した同名の書店チェーンでキクヤ図書販売との資本関連はないが書籍の仕入れ先として指定していた。コープさっぽろの関連会社であるコープ家庭用品の書店経営を引き継ぐ形で2009年に設立。コープさっぽろテナント内を中心にピーク時には16店舗を展開していたが、2019年5月に自己破産し喜久屋書店ブックジャムを全て閉店、小樽店と帯広店はキクヤ図書販売直営のため営業を継続した[1][2]。 沿革
関連会社脚注
外部リンク
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