カントリーハウス (競走馬)

カントリーハウス
欧字表記 Country House[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2016年5月8日(8歳)[1]
Lookin at Lucky[1]
Quake Lake[1]
母の父 War Chant[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(ケンタッキー州)[1]
生産者 J. V. Shields, Jr.[1]
馬主 Shields, Jr., Mrs. J. V., McFadden, Jr.,
E. J. M. and LNJ Foxwoods [1]
調教師 William I. Mott(アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
競走成績
生涯成績 7戦2勝[1]
獲得賞金 $2,120,175[1]
勝ち鞍
GI ケンタッキーダービー 2019年
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カントリーハウス(英:Country House[2][3])は、アメリカ合衆国競走馬。主な勝ち鞍は2019年ケンタッキーダービー(G1)。

現役時代

  • 特記事項なき場合、本節の出典は[1]

2018年10月16日、ベルモントパーク競馬場のメイドン競走でデビューし9着。2戦目で2着とし、3歳初戦のメイドン競走で初勝利を挙げる。続くリズンスターステークス英語版でも2着に入り、ルイジアナダービー英語版4着、アーカンソーダービー3着を経てケンタッキーダービーに駒を進めた。当日は不良馬場の中、19頭立ての18番人気ながら2位入線も、1位入線マキシマムセキュリティがウォーオブウィルなど複数馬の進路を妨害したとして17着に降着となったため、繰り上がりで栄冠を手にした[4]。アメリカクラシック三冠競走での1位入選馬降着は史上初の出来事であった[5]。しかし、ケンタッキーダービーから3日後の5月7日、感冒のためプリークネスステークスを回避することが発表される[3]。ケンタッキーダービー勝ち馬が同レースに出走しないのは1996年グラインドストーン以来23年ぶりのことで[6]、三冠最終戦のベルモントステークスも体調が整わないため回避となった[7]。夏に入り、検査で両前脚の靭帯に異常が確認され、次いで右前肢に感染症を起こし、その治療による負担が原因となって左前脚に蹄葉炎を発症、その回復措置のためレースには一度も使われることなく、翌2020年2月14日に至って現役を引退した[8]

競走成績

以下の内容は、EQUIBASEの情報[1]に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2018.10.06 ベルモントパーク 未勝利 芝9f 9着 R. マラージ 12馬身3/4 Empire of War
0000.12.01 アケダクト 未勝利 8f 2着 J. アルバラード 1/2馬身 Kentucky Wildcat
2019.01.17 ガルフストリームパーク 未勝利 ダ8.5f 1着 L. サエス 3馬身1/2 (Ownitifyouwantit)
0000.02.16 フェアグラウンズ リズンスターステークス G2 ダ8.5f 2着 L. サエス 2馬身1/4 War of Will
0000.03.23 フェアグラウンズ ルイジアナダービー G2 ダ9f 4着 L. サエス 6馬身1/2 By My Standards
0000.04.13 オークローンパーク アーカンソーダービー G1 ダ9f 3着 J. ロサリオ 6馬身3/4 Omaha Beach
0000.05.04 チャーチルダウンズ ケンタッキーダービー G1 ダ10f 1着 F. プラ 2位入線繰上 (Code of Honor)

血統表

カントリーハウス血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

Lookin at Lucky
2007 鹿毛
父の父
Smart Strike
1992 黒鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Classy'n Smart Smarten
No Class
父の母
Private Feeling
1999 鹿毛
Belong to Me Danzig
Belonging
Regal Feeling Clever Trick
Sharp Belle

Quake Lake
2006 芦毛
War Chant
1997 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Hollywood Wildcat Kris S.
Miss Wildcatter
母の母
Shooting Party
1998 芦毛
Sky Classic Nijinsky
No Class
Ayanka *ジェイドハンター
Al's Charm
母系(F-No.) (FN:9-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr. Prospector 3 × 5 × 5 = 18.75%、Danzig 4 × 3 = 18.75%、No Class 4 × 4 = 12.50%、Northern Dancer 5 × 4 × 5 = 12.50% [§ 4]
出典
  1. ^ [2]
  2. ^ [2]
  3. ^ [2]
  4. ^ [2]


脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p Country House (KY)”. EQUIBASE Horse Profile. Equibase Company LLC.. 2020年5月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e Country Houseの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年5月3日閲覧。
  3. ^ a b カントリーハウス、プリークネスS回避 米3冠断念”. 日刊スポーツ (2019年5月8日). 2020年5月3日閲覧。
  4. ^ カントリーハウスが1位馬降着で繰り上がり優勝、ケンタッキーダービー”. AFP BB News. フランス通信社 (2019年5月5日). 2020年5月3日閲覧。
  5. ^ Cody Benjamin (2019年5月5日). “2019 Kentucky Derby results: Country House emerges as winner after Maximum Security's disqualification”. CBS Sports. 2019年6月27日閲覧。
  6. ^ Eric Mitchell (2019年5月7日). “Kentucky Derby Winner Country House to Miss Preakness with Illness”. BLOOD-HORSE. 2019年6月27日閲覧。
  7. ^ Mrs. Tyler Thompson (2019年5月20日). “Neither Maximum Security nor Country House will run in the Belmont”. KSR. 2019年6月27日閲覧。
  8. ^ Derby Winner Country House Retired Due to Laminitis”. BloodHorse.com. Blood-Horse LLC. (2020年2月14日). 2020年5月3日閲覧。

外部リンク