カトーレック
カトーレック株式会社は香川県高松市で創業し、東京都江東区に本社を置く、EMS事業(電子機器製造受託サービス)と物流業を営む会社である。もともと加藤汽船株式会社が陸運業の免許を取得し、その陸運部門が独立して、1967年に加藤陸運株式会社となった。その後EMS事業の伸長に合わせて1992年にカトーレック株式会社に社名を変更した。 物流業としては、国内で3PL、特別積み合わせ、倉庫保管、美術品輸送、通関などを行うほか、タイ、ベトナム、香港にも現地法人があり、倉庫業を中心に事業を行っている。 1990年代からEMS事業に参入し、国内に2工場、海外は8か国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、中国、メキシコ、インド)に10工場を数える。 2021年度のグループ全体の売り上げは926億円で、うちEMS事業が73%(世界のEMSランキング[2]で凡そ30位)、物流事業が27%である。 また、カトーレックの創業者・加藤達雄は1976年高松市の屋島南麓に「四国民家博物館」(現在は公益財団法人)を開設した。凡そ50,000㎡の敷地に、四国4県から約30棟の古民家等を移築復元し、凡そ20,000点の民具とともに保存・公開している。カトーレック株式会社はCSRとして、同博物館の開設以来財政的に支援している。 社名の「レック」はLogisticsのL、ElectronicsのE、CultureのCからとった「LEC」で、社名の英語表記はKatolec Corporation である。 沿革
関連項目脚注
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