カスマプゲ
「カスマプゲ」(朝: 가슴아프게)は、大韓民国の歌手南珍の楽曲。1967年発売。日本では李成愛の歌唱で知られる。作詞:鄭斗守、作曲:朴椿石、編曲:ボク・キホ[1] 解説「カスム(朝: 가슴)」は朝鮮語で「胸」や「心」、「アプゲ(아프게)」は「アプダ」の活用形で「痛く、苦しく」などの意味である。 1967年に韓国歌謡の黄金作詞作曲家コンビである鄭斗守と朴椿石によって制作され[2]、ポップス系からトロットに転向した南珍の歌唱で、同名の主演映画も製作されるほど大ヒットする。 南珍はこの曲で1969年度のTBC放送歌謡大賞を受賞した。 1976年、美川憲一が星野哲郎訳詞による日本語カバーを発売。 1977年、日本に進出した韓国の女性ポピュラー歌手李成愛が、申東運の訳詞(サビと二番の歌詞が朝鮮語で歌われる)でカバーし、大ヒットを記録する(USEN年間ランキング15位[3])。以降、韓国歌謡が日本に紹介されるきっかけとなった。 映画
→詳細は「ko:가슴 아프게」を参照
李成愛バージョン
韓国の女性歌手・李成愛の日本でのデビュー・シングル。1977年4月5日に発売された。韓国の曲として日本で最初にヒットした[4]。 収録曲美川憲一バージョン
「カスマプゲ(胸がせつない)」(カスマプゲ・むねがせつない)は、1976年1月25日に発売された、美川憲一の36枚目のシングル。 収録曲脚注
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