オール・セーブド・フリーク・バンド
オール・セーブド・フリーク・バンド(All Saved Freak Band、略称:ASFB)は、後にロックンロールの確固たるサブカテゴリーとなったコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックに影響を与えた初期のバンドの一つ。1968年の秋、オハイオ州アシュタビューラ郡のWREOラジオで最初のレコーディング曲を放送し、ASFBはLarry Normanとカリフォルニアのグループ・アガぺ(Agape)と共に同年に誕生した「ジーザスミュージック」(en:Jesus music)の先駆者となった[1] 概要ASFBは12人からなる大きなアンサンブルグループであった。その音楽性はブルースとストリングアレンジのコンビネーションで知られていた。[2] ASFBは後世に初期のジーザスミュージックの典型例として認識されている4枚のアルバムをレコーディングした。 オハイオ州オーウェル近郊のキリスト教共同体を拠点とし、メンバーは共同設立者のJoe MarkkoとLarry Hillを含めて、Mike Berkey、Ed Durkos、Tom Eritano、Tim Hill、Morgan King、Norris McClure、Carole King、Randy Markko、Kim Massman、Pam Massman、Tom Miller、ロックギタリストGlenn Schwartzにより構成されていた。Schwartzはロックグループジェイムス・ギャングとPacific Gas & Electricのメンバーであった。 1978年冬の解散までに、ASFBの曲は14か国以上の数百のラジオ局で放送された。Larry, EdとMassmannは1980年まで続ける意向であったが、Joe MarkkoとGlenn Schwartzの脱退によりバンドは解散した。 2006年、ASFBのベストアルバム『Harps On Willows』がリリースされた。このアルバムは音楽誌『Cross Rhythms』によってボブ・ディランやスウィッチフットらと共に2006年にリリースされたCDのトップ20に選出された。[3] 2006年にエミー賞にノミネートされたDavid Di Sabatinoによるドキュメンタリー『Lonnie Frisbee: Life and Death of a Hippie Preacher』はASFBの曲「Sower」と「My Poor Generation」を使用し、サウンドトラックには「Ode To Glenn Schwartz」も収録されている。 ディスコグラフィ
発展資料本節は「オール・セーブド・フリーク・バンド」をさらに詳しく知るための読書案内である。
脚注
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