オースティン・ゴンバー
オースティン・ザカリー・ゴンバー(Austin Zachary Gomber, 1993年11月23日 - )は、 アメリカ合衆国テネシー州オレンジ郡ウィンターガーデン出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのコロラド・ロッキーズ所属。愛称はビッグG(Big G)[1]。 メディアによっては「ガンバー 」と表記されることもある。 経歴プロ入りとカージナルス時代2014年のMLBドラフト4巡目(全体135位)でセントルイス・カージナルスから指名され[2]、プロ入り。契約後、傘下のA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビュー。11試合に先発登板して2勝2敗、防御率2.30、36奪三振を記録した。 2015年はA級ピオリア・チーフスでプレーし、22試合に先発登板して15勝3敗、防御率2.67、140奪三振を記録した。 2016年はA+級パームビーチ・カージナルスとAA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーし、2球団合計で21試合に登板して7勝8敗、防御率2.69、116奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。 2017年はAA級スプリングフィールドでプレーし、26試合に先発登板して10勝7敗、防御率3.34、140奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2018年は開幕をAAA級メンフィス・レッドバーズで迎えた。4月29日にメジャー初昇格を果たした[4]が、登板のないまま5月4日にAAA級メンフィスへ降格した。5月31日に再昇格すると、6月2日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー(2番手で登板して3回を無失点)[5]。メジャー初先発となった7月24日のシンシナティ・レッズ戦、前日に7回をノーヒットに抑えたダニエル・ポンセデレオンに続き、ゴンバーも6回1アウトまで無安打で抑えたものの、ジョーイ・ボットに2点本塁打を浴びて降板した(この試合の勝敗は付かず)。ちなみに二人の新人投手が2日続けて6回以上をノーヒットに抑えたのは、1964年にカンザスシティ・アスレチックス(現:オークランド・アスレチックス)のブルームーン・オドムとボブ・メイヤーが記録して以来、54年ぶりだった[6]。8月には6先発を含む7登板で5勝0敗と、チーム躍進の立役者となった[7]。この年メジャーでは29試合(先発11試合)に登板して6勝2敗、防御率4.44、67奪三振を記録した。 2019年はメジャーでの登板は無かった。 ロッキーズ時代2021年2月1日にノーラン・アレナドとのトレードで、マテオ・ギル、エレフリス・モンテロ、トニー・ローシー、ジェイク・ソマーズと共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[8]。 投球スタイルフォーシームは、平均92.4mph(約148.7km/h)を計測し、これが投球の約半分を占める。変化球ではカーブ系のボール(Unknownと表記される場合あり)、スライダー、チェンジアップを投げる[9]。速球の最速は、2018年に計測した96mph(約154.5km/h)。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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