オルディス・ホッジ
オルディス・アレクサンダー・バジル・ホッジ(Aldis Alexander Basil Hodge, 1986年9月20日 - )は、アメリカ合衆国出身の俳優。 略歴ノースカロライナ州オンスロー群生まれ。父親はヴァージン諸島内セント・トーマス島出身で[1]、両親は共にアメリカ海兵隊出身[2]。 2歳で『セサミストリート』への出演[3]、3歳からは兄のエドウィン・ホッジと共に雑誌の広告モデルとして登場。 両親の離婚後、母と兄妹の四人でニューヨークとニュージャージーとを移り歩く生活の中、9歳からブロードウェイの舞台出演を経て、1995年の『ダイ・ハード3』出演以降、ゲストとしてTVドラマや映画への出演を重ねてゆく(なお、『ダイ・ハード』シリーズで異なる役で複数の作品に出演を果たしているのは彼とアンソニー・ペックのみである)。 アートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学び、時計のデザイン[4]・執筆・絵画製作[5][6]も行っている。 『レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀』ではお調子者で機械オタクのハッカー、アレック・ハーディソンを演じ、2009年のサターン助演男優賞にノミネートされた。 JAY-Zのミュージック・ビデオ『Legacy』、ビデオゲーム『NBA 2K19』にも参加。 2016年の『ドリーム』ではジャネール・モネイ演じる妻メアリーが傷つくのを心配するが故に彼女の行動を諌めるも、最後は彼女を認め背を押す公民権活動家の夫レヴィを演じ、同年の全米映画俳優組合賞のキャスト賞受賞の一端を担う。2018年の『ブライアン・バンクス』では冤罪で収監されたブライアン・バンクスを演じ、本人と共に役作りとトレーニングを行なった。 2016年のドラマ『Underground』、2019年の『クレメンシー』、ドラマ『CITY ON A HILL/罪におぼれた街』、2020年の『透明人間』等、差別・死刑制度・DVなど社会が抱える歪みや問題を映し出す作品にも多く出演し、2020年の『あの夜、マイアミで』では若き日のジム・ブラウンを演じている。 2020年7月のヴァリエティ誌が主催した若手俳優陣の対談インタビューにて、作品製作に参加し協力したにもかかわらず、肌の色や出自が違うという理由だけでクレジットに名が残されないスタッフ達が存在することなど長年続くハリウッドの問題点を指摘し[7]、対談に参加した俳優達と共に改善を改めて訴え、反響を呼んだ(ハリウッドにおけるスタッフ雇用についての偏りおよび名が残されない問題は長年指摘され続けていた問題でもあり、彼を含めた世界各国・多方面からの改善要望を受け、同年9月に映画芸術科学アカデミーがアカデミー賞の作品賞に対し新たな選考基準を発表している)。なお彼自身は率先して、SNSにプロが携わった写真を掲載する際には関わったスタッフ達の名を全員記載し紹介している。 主な出演作品映画
テレビ
脚注
外部リンク
|