オランダ島
オランダ島(オランダじま)は、岩手県下閉伊郡山田町の山田湾にある無人島。正式名称は大島(おおしま)[1]。 概要山田町の沖合に浮かび、行政上は山田町境田町に属する。三陸復興国立公園の自然保護地域に含まれ、南に隣接して小島がある。江戸時代の1643年に、オランダ船「ブレスケンス号」が同町に漂着したことから「オランダ島」の名前がつけられた。なお、山田町はこの出来事を縁としてオランダ・ザイスト市と姉妹都市協定を結んでいる。 オランダ島は海水浴場として設定されており(オランダ島海水浴場)、「東北唯一の無人島の海水浴場」である[2]。夏の海水浴シーズンには、山田町とオランダ島を結ぶ連絡船(岩手県北自動車(岩手県北バス)が運営)が運航されている。しかし、2011年の東日本大震災の影響で海水浴場は閉鎖[1]。2020年8月から町民限定で海水浴場を再開[1]。2021年からは町民以外の一般客も受け入れるようになった[3]。 なお、山田町にはもうひとつ、船越半島の南側に「大島」という名の島(山田町船越、0.09km2)がある。こちらはタブノキが植生していることから「タブの大島」と呼ばれる。 註
関連項目外部リンク
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