オペラ座の怪人 (1989年の映画)
『オペラ座の怪人』(原題:The Phantom of the Opera)は、1989年制作のアメリカ合衆国のホラー・ミステリ映画。 ガストン・ルルー原作の『オペラ座の怪人』の翻案。現代のオペラ歌手がタイムスリップ、怪人と出会うという設定でリメイクした作品。ロバート・イングランドが怪人を演じる。怪人をシリアルキラーと同様の暴力的連続殺人鬼として描いた過激な場面が多く、ホラーテイストが強い作品。続編『オペラ座の怪人2』(1991年)も制作された。 あらすじ現代のニューヨーク。オペラ歌手志望のクリスティーンはある日、音楽図書館の古書の中からエリック・デスラーなる人物が作曲した“勝ち誇るドン・ジュアン”の楽譜を見つける。クリスティーンはその曲をオーディションで使用することにするが、オーディションの最中突然倒れてしまう。 気がつくと、そこは100年前のロンドンだった。クリスティーンはそこで自分が見つけた例の曲の作者デスラーと出会う。だが彼は音楽のために悪魔に魂を売り渡し、その代償として醜く崩れた顔を殺害した人間の皮膚で覆い、劇場の地下水道に暮らして作曲を続けていた。 デスラーはクリスティーンこそが自分の曲に最も相応しいとして彼女を指導、そのおかげでクリスティーンはオペラ座の主演の座を居留める。だがその一方、デスラーは彼女の邪魔をする者を次々と殺していく。 キャスト
脚注外部リンク |