オナシアゲハ
オナシアゲハ(学名:Papilio demoleus)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの1種。日本では八重山諸島などで採集記録がある迷蝶。 特徴成虫の胴体や翅の色彩がナミアゲハに似るが、翅の模様は大きく異なり、後翅の尾状突起がない。開長80-100mm。 成虫は民家や田畑の周辺などに多く棲息する。幼虫の食草はミカン科の柑橘類栽培種。台湾での発生は年2化とされる。 分布アラビア半島、バルチスタン、インド半島、セイロン島、インドシナ半島、中国大陸南部、マレー半島及び小スンダ列島周辺、台湾、フィリピン、ニューギニア、オーストラリアなど広範囲に分布。また近年はカリブ海のドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコにも帰化している[1]。 日本国内では与那国島での記録が最も多く、台湾産亜種 (P. d. libanius) が迷蝶として飛来し、しばしば一時的に発生していると考えられている。 亜種
脚注
参考文献
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