オスカル・ドス・サントス・エンボアバ・ジュニオール
オスカル・ドス・サントス・エンボアバ・ジュニオール(Oscar dos Santos Emboaba Júnior, 1991年9月9日 - )は、ブラジル・サンパウロ州出身のサッカー選手。上海海港足球倶楽部所属。元ブラジル代表。ポジションはミッドフィールダー[1]。 オスカー、オスカールと表記されることもある。 経歴クラブ2004年からブラジルのウニオン・アグリーコラ・バルバレンセFCのユースチームでキャリアをスタートさせ、同年にサンパウロFCのユースチームに移籍。2008年にトップチーム昇格を果たした。2010年6月17日、SCインテルナシオナルに移籍。 チェルシー2012年7月25日、ロンドンオリンピックを前にしてイングランドのチェルシーFCに移籍が決定[2][3][4][5]。8月19日のウィガン・アスレティックFC戦にエデン・アザールと交代で出場し、プレミアデビューを果たした[6][7]。9月19日のユヴェントスFC戦ではUEFAチャンピオンズリーグ初出場を飾ると、チェルシーの全2得点を挙げる活躍をみせた[8]。特に巧みなターンからゴール隅にミドルシュートを決めた2得点目は監督のロベルト・ディ・マッテオや相手GKのジャンルイジ・ブッフォンからも称賛を受けた[9][10]。FIFAクラブワールドカップ2012にも出場し準決勝CFモンテレイ戦では先制点に繋がる素晴らしいヒールパスを披露し決勝SCコリンチャンス戦でも途中出場し試合終了間際にフェルナンド・トーレスに絶妙な縦パスを出すもオフサイドになってしまいチームも0-1で敗れた。2014-15シーズンからニューヨーク・シティFCに加入することが決まったフランク・ランパードの後を継ぎ背番号8番を着用することが決定した。 上海上港2016年12月22日、中国・スーパーリーグの上海上港へ移籍することでクラブ間合意に達したことを公式サイトで発表した。移籍金6000万ユーロ[11] はアジアのクラブで発生した金額として歴代最高額。同じく中国スーパーリーグに移籍したカルロス・テベス、エセキエル・ラベッシに次ぐ世界3位[12]、もしくは世界4位の年俸とされる[13]。 2017年6月18日、アウェイの広州富力戦でボールを故意に相手選手に蹴りつけたとして乱闘騒ぎになり[14]、オスカル自身も8試合の出場停止処分を受けた。 代表ブラジル代表として2011南米ユース選手権に出場し、チームの優勝に貢献した。ロンドンオリンピックでは全7試合に出場し銀メダル獲得に貢献した。 A代表では、2011年9月14日のアルゼンチンとの親善試合でデビュー。2012年6月9日の同じくアルゼンチンとの親善試合で代表初得点を挙げた。2014年母国ブラジル開催のワールドカップのメンバーに選出され、開幕戦クロアチア戦、ドイツ戦でゴールを決めた。また大会のベストイレブンに選ばれた。 中国リーグに参戦した2017年以降はブラジル代表には招集されておらず、2020年に入り、オスカルは中国のメディアのインタビューで、「ルールが改正されたら」という条件付きながら、中国代表入りに意欲的な受け答えをしたと言われている[15]。 エピソード
個人成績
代表歴出場大会
試合数
得点
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
関連項目外部リンク
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