エリザベッタ・テレーザ・ディ・ロレーナ
エリザベッタ・テレーザ・ディ・ロレーナ(Elisabetta Teresa di Lorena, 1711年10月15日 - 1741年7月3日)は、サルデーニャ王カルロ・エマヌエーレ3世の3番目の妃。ロレーヌ公レオポルトと妃エリザベート・シャルロット・ドルレアンの娘で、フランス名はエリザベート・テレーズ・ド・ロレーヌ(Élisabeth Thérèse de Lorraine)、ドイツ名はエリーザベト・テレーゼ・フォン・ロートリンゲン(Elisabeth Therese von Lothringen)。兄にのちの神聖ローマ皇帝フランツ1世、弟にオーストリアの将軍やネーデルラント総督を務めたカール(シャルル)がいる。 生涯リュネヴィル城に生まれる。1737年、ともに母方の従兄妹であるカルロ・エマヌエーレ3世と結婚した。2人の間には2男1女が生まれた。
カルロ・エマヌエーレの最初の妃クリスティーナ・ルイージャ・ディ・バヴィエラ(1704年 - 1723年)、2番目の妃ポリッセナ・ダッシア=ローテンブルグ(1706年 - 1735年)のいずれも早世していたが、エリザベッタ・テレーザも末子ベネデットの出産後間もなく29歳で死去した。
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