エマニュエル・プティ
エマニュエル・ローラン・プティ(Emmanuel Laurent Petit, 1970年9月22日 - )は、フランス出身の元サッカー選手。現テレビコメンター。選手時代のポジションはMF(ボランチ、センターハーフ)、DF(センターバック)。愛称はマヌ(Manu)。 クラブ経歴1985年にフランス・リーグ・アンのASモナコでキャリアをスタート。1997-98シーズン、アーセン・ベンゲル監督が獲得を希望し、プレミアリーグのアーセナルFCへ移籍した[2] 。リーグ第35節のAFCウィンブルドン戦で移籍後初ゴールを挙げた。アーセナルではチームのリーグ優勝やFAカップ制覇などに貢献した。 2000年にはリーガ・エスパニョーラのFCバルセロナに加入するがロレンソ・セラ・フェレール監督の構想に合わなかったため出場機会を失い、1シーズンでチェルシーFCへ移籍。1年目は活躍するが、チームがロマン・アブラモビッチオーナーに買収された後は選手層の厚さもあって常時出場できず、故障も重なって2005年1月に引退を表明した。引退後はTVでサッカーの解説などを務めている。 代表経歴1990年8月15日のポーランド戦でフランス代表にデビュー[3]、以来フランス代表の核として活躍。通算63試合に出場、6ゴールを挙げた[3]。1992年のユーロ92では代表入りしたが、出場機会は無かった。1994 FIFAワールドカップ予選1993年11月17日、パリの悲劇として知られるブルガリア戦にも出場した[3]。その後は代表を外れることが多く、1996年のユーロ96への出場も逃した。 1998年のフランスW杯では6試合に出場、グループリーグ第3戦のデンマーク戦で決勝ゴールを[3]、決勝のブラジル戦ではコーナーキックからジダンの決勝点となるゴールをアシストしただけでなく、チームの3点目を決めて優勝に貢献した[3]。 2000年ユーロ2000では3試合に出場して優勝した。2002年、2002 FIFAワールドカップでも2試合に出場したが[3]、グループリーグ第3戦では出番が無く、チームも決勝トーナメントに進めなかった。 個人記録代表での成績
脚注出典
関連項目外部リンク
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