エニッド・マーキー
エニッド・マーキー(Enid Markey、1894年2月22日 - 1981年11月15日)とは、アメリカ合衆国の女優。演劇、映画、テレビで活躍した。映画で『ターザン』のジェーン役を演じた最初の女優として知られる[1]。サイレント映画期から1960年代まで息の長い活動をした。 生涯コロラド州サミット郡ディロンに生まれる。デンバーのボーディングスクールで学ぶ[1]。 舞台・ヴォードビル出演を経て映画界入り[1]。デビュー作は1911年の『The Fortunes of War』。ニューヨーク・モーション・ピクチャーズ・コーポレーションの看板女優として臨んだ『火の海』(1914年、主演は早川雪洲と青木鶴子)では、溶岩流が村を襲うシーンを撮影中、煙にまかれて窒息しそうになる。結局、この怪我で無念の降板となった[2][3]。 1918年、ターザン初の映画化『ターザン』『続編ターザン』でヒロインのジェーンを演じる。ターザン役はエルモ・リンカーンだった。 1950年代から1960年代にかけては、テレビにゲスト出演。『メイベリー110番』(バーニー・ファイフの家主役)、『マイペース二等兵』(主人公ゴーマー・パイルの祖母役)、『陽気なネルソン』など。 最後の出演作は1968年の『絞殺魔』。 1981年11月15日、ニューヨーク州ベイ・ショアで死去。87歳だった。 主な出演作品
脚注
外部リンク
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