エゴー・メコンチェフ
エゴー・メコンチェフ(Egor Mekhontsev、1984年11月14日 - )は、ロシアのプロボクサー。スヴェルドロフスク州アスベスト出身。2012年ロンドンオリンピックライトヘビー級金メダリスト。アマチュア時代はライトヘビー級とヘビー級の2階級で活躍した。 アマチュア時代2004年ロシアシニア選手権にライトヘビー級部門で出場。決勝でミハエル・ガラに敗れ銀メダルを獲得した。 2005年、ロシアシニア選手権に出場、決勝で敗れ2年連続で銀メダルを獲得した。 2005年、中華人民共和国綿陽市で開催された2005年世界ボクシング選手権大会にライトヘビー級(81kg)で出場するが準々決勝で敗退 [1]。 2006年、ロシアシニア選手権にライトヘビー級(81kg)で出場。準決勝でアルツール・ベテビイェブに敗れ銅メダルを獲得した。 2007年、ロシアシニア選手権にライトヘビー級(81kg)で出場するも準決勝でエフゲニー・マカーレンコに敗れ2年連続銅メダルに終わった。 ヘビー級に階級を上げた。 2008年、イギリスリバプールで行われたヨーロッパボクシング選手権にヘビー級(91kg)で出場。初戦を4回終了時棄権で勝利を収めると、2回戦は14-1の大差判定勝ち。準決勝は接戦ながらも5-2ながら薄氷の僅差判定勝ち。決勝は9-2の判定で優勝を飾った。 2009年、イタリアミラノで開かれたAIBA世界ボクシング選手権にヘビー級(91kg)で出場。3回戦でクレメンテ・ルッソを、準決勝でアレクサンデル・ウシクに勝利して金メダルを獲得した。 2010年。地元モスクワで開催されたヨーロッパアマチュアボクシング選手権にヘビー級(91kg)で出場し、金メダルを獲得。 階級を再びライトヘビー級に落とした。 2011年、アゼルバイジャンバクーで開催されたAIBA世界ボクシング選手権にライトヘビー級(81kg)で出場、準々決勝でオレクサンドル・グウォジクに勝利するが、準決勝でこの大会で金メダルを獲得するフリオ・セサール・ラ・クルスに敗れ銅メダルを獲得した[2]。 2012年、ロンドンオリンピックにライトヘビー級(81kg)で出場。順当に勝ち進み決勝でアディリベク・ニヤジムベトフを破り優勝を果たした[3]。 試合後プロに転向することを正式に発表した。 プロ時代プロ転向を発表したメコンチェフはアメリカに渡り、ボブ・アラムのトップランクと契約を交わし、ルスラン・プロボドニコフなどの有力ロシア人ボクサーを抱えるマネージャーのヴァデイム・コーニロブと契約を交わした。 2013年12月7日、ニュージャージー州アトランティックシティの ボードウォーク・ホール・ダンスホールでギレルモ・リゴンドウVSジョセフ・アグベコの前座でライトヘビー級4回戦でピーター・カジガスとの対戦。左アッパーで3回2分35秒TKO勝ちでデビュー戦を白星で飾った。 2014年2月22日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナで村田諒太と鄒市明とメコンチェフの金メダリスト3人のトリプルメインを軸にした「リング・オブ・ゴールド」に登場。アッタポーン・ジャリトラムとのライトヘビー級6回戦に登場し、連打でペースを握るとほとんど打たせず2回には左フックでダウンを奪うと、最後は連打にさらしてレフェリーがストップ。2回2分19秒TKO勝ちを収めた[4]。 2014年4月11日、ネバダ州ラスベガスマンダレイ・ベイ・イベント・センターでラモン・ウィリアムスとライトヘビー級契約6回戦を行い3回1分34秒TKO勝ちを収めた。 2014年7月19日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナで、鄒市明対ルイス・デ・ラ・ロサの前座でマイク・ミラフェンテスとライトヘビー級6回戦を行い3回終了時にミラフェンテスが棄権したため勝利を収めた。 戦績
脚注
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