第12代ピーター男爵 ウィリアム・バーナード・ピーター (英 : William Bernard Petre, 12th Baron Petre 、1817年 12月20日 – 1884年 7月4日 )は、イングランド貴族 。
生涯
第11代ピーター男爵ウィリアム・ヘンリー・フランシス・ピーター と1人目の妻フランシス・シャーロット(Frances Charlotte 、1796年4月19日 – 1822年1月29日、第5代準男爵サー・リチャード・べディングフェルド の娘)の息子として、1817年12月20日に生まれ、22日にエセックス 州のソーンドン・ホール (英語版 ) で洗礼を受けた[ 1] 。
1850年7月3日に父が死去すると、ピーター男爵 位を継承した[ 1] 。政治では自由党 に属した[ 1] 。
ローマ教皇 よりピウス9世大十字勲章 を授与された[ 1] 。
1883年時点でエセックス 州に19,085エーカー の領地を所有し、年収22,597ポンド に相当した[ 1] 。
1884年7月4日にメリルボーン のポートランド・プレイス (英語版 ) 35号で死去、10日にソーンドン・ホールで埋葬された[ 1] 。長男ウィリアム・ジョセフ が爵位を継承した[ 1] 。
家族
1843年9月26日、メアリー・テリーザ・クリフォード(Mary Teresa Clifford 、1823年9月1日 – 1895年12月31日、チャールズ・トマス・クリフォード閣下の娘)と結婚[ 1] 、4男9女をもうけた[ 2] 。
フランシス・メアリー(1844年8月27日 – 1920年5月25日) - 1873年9月4日、第7代グラナード伯爵ジョージ・フォーブス (英語版 ) と結婚、子供あり[ 3]
イーディス・メアリー(1846年1月5日 – 1846年1月13日[ 2] )
ウィリアム・ジョセフ (1847年2月26日 – 1893年5月8日) - 第13代ピーター男爵[ 1]
マーガレット・メアリー(1850年4月8日 – ?) - 修道女[ 2]
キャサリン・メアリー・ルーシー(1851年10月12日[ 2] – 1932年10月21日) - 生涯未婚[ 4]
テリーザ・メアリー・ルイーザ(1853年7月29日 – ?) - 修道女[ 2]
メアリー・ウィニフレッド(1855年1月23日 – 1947年7月31日) - 修道女[ 2] [ 5]
イリナ・メアリー(1856年8月4日[ 2] – 1908年11月17日) - 1880年8月25日、エドワード・サウスウェル・トラフォード(Edward Southwell Trafford 、1912年8月2日没)と結婚、子供あり[ 4]
バーナード・ヘンリー・フィリップ (1858年5月31日 – 1908年6月16日) - 第14代ピーター男爵[ 1]
モニカ・メアリー(1860年4月15日[ 2] – 1907年5月15日) - 1879年2月5日、ジョン・アーズウィック・バトラー=ボウデン(John Erdeswick Butler-Bowden 、1929年1月2日没)と結婚、子供あり[ 4]
フィリップ・ベネディクト・ジョセフ (1864年8月21日 – 1908年12月6日) - 第15代ピーター男爵[ 1]
ジョセフ・ルーシャス・ヘンリー(1866年4月22日 – 1900年1月24日) - 第二次ボーア戦争 で戦死[ 4]
出典
^ a b c d e f g h i j k Cokayne, George Edward ; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas , eds. (1945). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Oakham to Richmond) (英語). Vol. 10 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 511–512.
^ a b c d e f g h Lodge, Edmund , ed. (1902). The Peerage and Baronetage of the British Empire as at Present Existing (英語) (71st ed.). London: Hurst and Blackett. pp. 563–564.
^ Cokayne, George Edward ; Doubleday, Herbert Arthur; Warrand, Duncan; Howard de Walden, Thomas , eds. (1926). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Gordon to Hustpierpoint) (英語). Vol. 6 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 58–59.
^ a b c d Burke, Sir Bernard ; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 2 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. p. 1890.
^ Townend, Peter, ed. (1963). Burke's Genealogical and Heraldic History of the Peerage, Baronetage and Knightage (英語). Vol. 2 (103rd ed.). London: Burke's Peerage Limited. p. 1928.