イプシロン・ザ・ロケット『イプシロン・ザ・ロケット EPSILON THE ROCKET』(副題:新型固体燃料ロケット、誕生の瞬間)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発したイプシロンロケット初号機(試験機)の、開発から打ち上げまでを撮影した写真集である。著者(撮影者)は写真家の西澤丞で、ロケット打ち上げから約2ヶ月後の2013年11月にオライリー・ジャパンより刊行された(販売元はオーム社)。さらに、2014年3月には写真集の姉妹コンテンツとして電子書籍「もうひとつの“イプシロン・ザ・ロケット”」が、ソニー・ミュージックコミュニケーションズよりリリースされた(配信はiBooks Store)。 撮影に際しては取材申請から実現までに7年を要した[1]。 内容町工場での部品製造にはじまり、艤装、試験、人工衛星、輸送、組み立て、射座据付、打ち上げと、ロケット開発の一連の流れを開発者のインタビューと共に掲載している。読売新聞の書評では、「安全保障にかかわる重要技術」であるロケットの部品を「思わず息をのんだ」という美しさで表現した点が取り上げられている[1]。 クレジット
書誌
電子書籍「もうひとつの“イプシロン・ザ・ロケット”」写真集には未公開の写真100点以上や、開発現場ムービーで構成された電子コンテンツ。
脚注・出典外部リンク |