イパチンガ
イパチンガ(Ipatinga)は、ブラジルの都市。ミナスジェライス州東部に位置する。人口は26万7333人(2021年)。Vale do Aço 都市圏に属し、その中心都市である。 交通イパチンガはピラシカバ川がDOCE川に流れ込む地点に位置し、州都ベロオリゾンテからは217キロメートル離れている。イパチンガにはミナスジェライス州とエスピリトサント州のヴィトリアを結ぶ鉄道や道路が走っており、また近隣のSantana do Paraísoにあるウジミナス空港[2]ではボーイング737やフォッカー100のようなジェット機を含む小型機や中型機を離着陸させることができる。 産業Vale do Açoとは「鋼鉄の谷」を意味するが、その名の通りイパチンガ市およびこの地方はブラジルにおける製鉄産業の中心地である。ブラジル第2の製鉄所であるウジミナス(ミナスジェライス製鉄)はこのイパチンガに大製鉄工場を持っており[3]、製鉄がこの街の主産業となっている。また、豊富な森林資源を背景に世界第3位のパルプ専業メーカーであるセニブラ社の工場も存在する[4]。 自然工業都市であるにもかかわらず、イパチンガは人口当たり127平方メートルの緑地面積を誇っている。この数値はブラジルでも最も高いものである。イパチンガの中央公園であるParque Ipanemaには、100万平方メートルの敷地に12,000本の木が植えられ、国内最大を誇っている.[5]。 スポーツイパチンガはイパチンガFCがホームタウンとしており、2005年にはカンピオナート・ミネイロにて優勝した。2011年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエCで3位となり、翌年度の昇格が決まった。 出身者
姉妹都市脚注
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