イトマキヒトデ
イトマキヒトデ(糸巻海星、糸巻人手、Patiria pectinifera) は、ヒトデ綱イトマキヒトデ科のヒトデで、輻長は7cmほどに成長する。表面の色は濃青緑から黒色に近い地色に、赤いまだら模様がある。裏面は、管足が密生している。 分布黄海から日本沿岸・亜庭湾・千島列島南部まで分布する[2]。 日本では最も普通に見られるヒトデである。 生態主に岩場に貼りつきながら生活し、口側(腹側)に密生する管足で移動し、動物の死骸や貝類を食べる。 形態一般的に足は5本であるが、時折4本や6本、稀にそれ以上の分岐を持つ個体も存在する。足の間の切れ込みは浅く、やや丸みを帯びた星型をしている。裏側は多くが黄色やオレンジになっている。 白化個体鳥取県大山町の海岸で2011年11月に見つかった。「とっとり賀露かにっこ館」に展示されている[3]。 関連項目脚注 |