イェー
イェー(ビルマ語: ရေးမြို့、モン語: ဍုၚ်ရေဝ်、ローマ字転写: Ye)は、ミャンマー南部モン州モーラミャイン地方域(Mawlamyine District)の南端にある町。同名のタウンシップ(Township)の中枢である。マルタバン湾に注ぐイェー川のほとりに位置し、東にテナセリム丘陵が控える。気候は温暖で穏やか。町の経済は主にナッツ、ゴムなどの農業[注釈 1]、漁業生産、貿易が中心である。 交通網は鉄路モーラミャイン=ダウェイ線が通り、また海港がある。住民の大半をモン族の人々が占め[2]、モン語教育の中心地である。 2011年8月に豪雨[3]に見舞われ(8月1日の降雨量12.6インチ (320 mm))、洪水により家屋2,000軒が浸水して被災し、学校や市場の一部は閉鎖された。 語源歴史地理気候熱帯モンスーン気候(ケッペン気候分類Am)。気温は年間を通して高いが、モンスーンの月は分厚い雲で日照が減り降雨によって最高気温は下がる。冬に乾季(11月~4月)、夏に雨季(5月~10月)があり、6月から9月にかけて集中豪雨が多く、8月だけで降水量は1,200ミリメートル (47 in)超に達する。 人口文化交通経済民間金融機関のカンボーザ銀行(頭字語KBZ)が黄金のパゴダ地区で営業する[4]。 教育施設ギャラリー
脚注注釈出典
参考文献本文の典拠、主な執筆者または出版者の順。
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