『アリスさんちの囲炉裏端』(アリスさんちのいろりばた)は、キナミブンタの漫画作品。『ウルトラジャンプ』(集英社)にて、2020年11月号から2023年4月号まで連載された[4]。
10年ぶりに東京から帰ってきて、囲炉裏のある古民家にひとりで暮らすアリスと幼なじみの男子高校生・晴海の2人をつなぐ、囲炉裏端での癒やしと美味しいご飯を楽しむ姿とほのかな恋愛模様が描かれる[4]。
2025年1月7日からBS-TBSの「火曜ドラマ9」枠でテレビドラマ版が放送予定[5]。
あらすじ
登場人物
- 森山 春海(もりやま はるみ)
- 本作の主人公[2]。高校生。16歳。アリスの幼馴染み[6]。アリスとの久しぶりの再会にドキドキしている[6]。
- 水瀬 アリス(みなせ アリス)
- 祖母が亡くなって、空き家になった家を引き継ぐために10年ぶりに東京から帰って来た。
- 秋山 ほのか(あきやま ほのか)
- 中学3年生。15歳。晴海と同じ空手道場に通っている。
- 森山 晴信(もりやま はるのぶ)
- 晴海の祖父。73歳。空手十段。
- 月野 誠(つきの まこと)
- 秋桜社の編集者。アリスが時々ライターをしている雑誌の担当で、東京にいた頃の恩人。
- 川西 瑛太(かわにし えいた)
- 晴海の友人。
評価
ダ・ヴィンチWebによると、本作の魅力は「食」と「人」である[2]。「食」について、手間がかけられた調理の場面では詳細な解説が描かれ、「囲炉裏端があることで熱を通すプロセスにこだわれるのが良い」と述べている[2]。「人」はアリスに好意を抱く春海であるが、幼馴染の関係からなかなか進展しないものの、「囲炉裏端を囲む時間を重ね、互いの成長を認識し、心の距離を近づけていくプロセス」が表現されており、「人の心が揺れる時間を丁寧に描いてる本作は最近の作品では珍しく、貴重ではないか」と評されている[2]。
書誌情報
テレビドラマ
2025年1月7日から、BS-TBSの「火曜ドラマ9」枠にて放送予定[5]。主演は馬場ふみか[5]。
キャスト
- 水瀬アリス(みなせ アリス)
- 演 - 馬場ふみか
- 10年ぶりに東京から地元に帰り、祖母が住んでいた囲炉裏のある古民家に暮らし始める。
- 森山晴海(もりやま はるみ)
- 演 - 佐藤瑠雅[11]
- アリスの幼なじみ。アリスの家をたびたび訪れ、囲炉裏で作った食事を一緒に囲むことになる。
- 森山晴信
- 演 - 加藤雅也[11]
- 晴海の祖父。
- 秋山ほのか(あきやま ほのか)
- 演 - 角心菜[11]
- 晴海の幼なじみ。晴海に長年片思いをしている。
- 月野誠(つきの まこと)
- 演 - 片山萌美[11]
- 雑誌編集者。アリスが東京にいた頃の恩人。
- 猫沢あかり(ねこざわ あかり)
- 演 - 南琴奈[11]
- ほのかの親友。友達思いの優しい性格。
- 林田哲次(はやしだ てつじ)
- 演 - てつじ(シャンプーハット)[11]
- アリスの近所に住むおじさん。
スタッフ
- 原作 - キナミブンタ『アリスさんちの囲炉裏端』(集英社『ヤングジャンプ コミックス・ウルトラ』刊)
- 脚本 - 今西祐子[4]
- オープニング主題歌 - LUV K RAFT「Alice」(UNIVERSAL GEAR)[11]
- エンディング主題歌 - 舟津真翔「アロエ」(INCS LABELS)[12]
- 監督 - 篠原哲雄、富田未来、高階貴法[4]
- 制作 - TBSグロウディア[4]
- 制作プロダクション - キャンター[4]
- 製作 - 「アリスさんちの囲炉裏端」製作委員会
放送局
ネット配信
脚注
注釈
出典
外部リンク
BS-TBS 火曜ドラマ9 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
天狗の台所 Season2 (2024年10月22日 - 12月24日)
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アリスさんちの囲炉裏端 (2025年1月7日 -〈予定〉)
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