アドバート・アルゾレイ
アドバート・マーセロ・アルゾレイ(Adbert Marcelo Alzolay, スペイン語発音: [að.ˈβɛɾt al.so.ˈɾai̯][1]; 1995年3月1日 - )は、ベネズエラのボリバル州シウダーグアヤナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・カブス所属。 経歴2013年に傘下のベネズエラン・サマーリーグ・カブスでプロデビュー。15試合(先発12試合)に登板して5勝3敗、防御率1.07、61奪三振を記録した。 2014年はルーキー級アリゾナリーグ・カブスとA-級ボイシ・ホークスでプレーし、2球団合計で10試合(先発3試合)に登板して2勝5敗、防御率7.90、44奪三振を記録した。 2015年はA-級ユージーン・エメラルズ[2]でプレーし、12試合(先発3試合)に登板して6勝2敗、防御率2.04、49奪三振を記録した。 2016年はA級サウスベンド・カブスでプレーし、22試合(先発20試合)に登板して9勝4敗、防御率4.34、81奪三振を記録した。 2017年はA+級マートルビーチ・ペリカンズとAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、2球団合計で22試合に先発登板して7勝4敗、防御率2.99、108奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、カブスの組織内で1位(シーズン途中で2位に下降)にランクインした[4]。シーズンでは開幕からAAA級アイオワ・カブスでプレーしていたが、6月に筋挫傷のため、以降は全休することが発表された[5]。 2019年も開幕をAAA級アイオワで迎え、6月20日にメジャー初昇格を果たした。メジャーデビューとなった同日のニューヨーク・メッツ戦では、リリーフにて4回1失点の投球でメジャー初登板初勝利を飾った[6]。 投球スタイル最速97.2mph[7](約156.4km/h)を計測する速球とパワーカーブが武器。先発3〜4番手の器と言われているが、カブスの編成総責任者であるセオ・エプスタインは「才能が完全開花すればエースかクローザー」と高く評価する[8]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|