アッル・アラヴィンド
アッル・アラヴィンド(Allu Aravind、1949年1月10日 - )は、インドのテルグ語映画で活動する映画プロデューサー、映画製作会社ギータ・アーツ経営者。 人物アッル・ラーマリンガイヤの息子であり、アッル・ヴェンカテーシュ、アッル・アルジュン、アッル・シリシュの父親である[1][2]。ラーム・チャランの母方の叔父でもある。 代表的なプロデュース作品として『Vijetha』『Master』『Ninaithen Vandhai』『Mangalyam Tantunanena』『Gangotri』『Johnny』『Arya』『Jalsa』『Ghajini』『マガディーラ 勇者転生』『Darling』『Sarrainodu』『Dhruva』がある。 キャリア映画製作2008年に製作したパワン・カリヤーン主演作『Jalsa』は1000万ドルの興行収入を記録し、同年公開のテルグ語映画で第2位の興行成績となった。同年公開のアーミル・カーン主演作『Ghajini』は興行収入4500万ドルを記録している。2009年に製作した『マガディーラ 勇者転生』は2500万ドルの興行収入を記録し、当時のテルグ語映画史上最高額の興行記録を更新した。同作はストーリーや特殊効果が高く評価され、国家映画賞 特殊効果賞、フィルムフェア賞 テルグ語映画部門作品賞など多くの映画賞を受賞している。 政治活動義弟チランジーヴィの政界進出に影響を与えた重要なブレーンとされている。2009年にローク・サバー議員選挙の立候補者として名乗りを上げ、ヴィシャーカパトナム選挙区からの出馬が示唆された[3]。アラヴィンドはチランジーヴィが立ち上げたプラジャ・ラジャム党の結党当初から党運営を取り仕切り、立候補者選定にも大きな影響力を持っていたが、その手法に反発する副党首や書記長が辞任しており、また立候補者の選定を巡って身内のパワン・カリヤーンとコニデラ・ナゲンドラ・バーブとも対立していた[4]。党はインド国民会議やテルグ・デサム党に不満を抱く人々の支持を得られる立場にあったものの、ローク・サバーで1議席、アーンドラ・プラデーシュ州議会で18議席しか獲得することができず、アラヴィンドとチランジーヴィの党運営の手法に批判が集まる事態となった[5]。アラヴィンドは2011年にインド国民会議と合併してプラジャ・ラジャム党が消滅するまでの間、同党の書記長を務めていた。 フィルモグラフィーテルグ語映画
ヒンディー語映画
カンナダ語映画
タミル語映画
出典
外部リンク |